流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2004年10月を表示

トルコの歌舞伎町

イスタンブールのターミナル駅スィルケジは、夜10時を過ぎれば寂しく様変わりするが、トルコの歌舞伎町ことイェニカプ駅は、逆に活気を見せ始める。
治安が悪い為、外国人の一人歩きは避けた方が良いとされているが、この町の活気の元となっているのが、ロシアや東欧からきた女性達である。

ネオン煌びやか、ホテルの地下からあふれ出す大音量の音楽。
通りにはトルコ人には見えぬ、東欧人らしき女性の群れ。
確かにこの町は危険な香りが漂う。

トルコ風呂で垢を落としてリフレッシュした体。
昨日、ここに来ようとは思っていたが、夕方に行ったトルコ風呂の影響もあり、更に行く気満々になっていた。
ケセジに見られたマグナムも暴発しそうな勢いだった(笑)

日焼けした顔に、今日もTシャツにスーツ。
ジャポンらしからぬ風貌で、裏通りを歩くと、小走りになって遠ざかるトルコ人。
昨日もそうだったが、今日もこの町で俺は怪しまれている・・・・・

ネオンの煌く表通りを歩くと、威勢のいい呼び込みが声を掛けてくる。
警察署も近くにあり少し安心をする。
何人かに声を掛けられたが、その奥のガラス張りのレストランにはこちらを見つめるロシア人、東欧人女性の視線。
「いったいどういうシステムなんだろう・・・」
呼び込みを無視し、1時間以上イェニカプの町を歩きまわった。

相変わらず裏通りを歩くと、トルコ人に警戒される。
「そんなに怪しいかな・・・・・」

再び一番賑やかだったレストランの前にやってきた。
女性の視線を最も感じたレストランだ。
呼び込みの兄さんに値段を聞く。
「ビール1杯、500万トルコリラ(約400円)!」
「えっ・・・・・」
導かれるままに、ガラス張りのレストランの中に入った。
中には約10~15人位のロシア人、ウクライナ人女性がいた。
1人、もしくは2~3人ずつ、各テーブルに散らばっている。
店員に聞くと、
「ここで女性と交渉をするだけだよ。後はホテルで・・・」
と、いう事だった。
ここでビールを飲むだけなら500万トルコリラだけだそうである。
今思えば、タイやフィリピンのゴーゴーバーのようなもの?
タイやフィリピンに行った事はないので詳しくはわからないが、
踊ったりトップレスの女性はいないが、おそらく同じシステムだろう。
あの時はいまいちわからなかったが・・・・・

店員がしきりに声を掛けてくる。
「あの子はどうだ?テーブルを移動したらどうだ?」
正直言うと、この時はそんな気持はあまりなかった。
女性を見ているだけで充分だった。
トルコ語も英語もロシア語も話せないから、話すのが面倒だった。

女性達の視線をずっと感じていたが、とびっきりの美人はいなかったと思う。
それなりに綺麗な女性達ではあるが、声を掛けたいとまでは思わなかった。

ビールを2本飲んだ。
1000万トルコリラ(約800円)だった。それだけ。
このまま帰るか、寄り道をするか、
迷いながら町を歩いていると、小柄なトルコ人男性が声を掛けてきた・・・・・



10月8日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

トルコ風呂

日本ではトルコ風呂というと、かつてのソープランドの事だったが、
本家トルコのトルコ風呂は、ハマムと呼ばれる健全な垢すり浴場である。
お風呂(浴槽、湯船)はない。

トルコといえばトルコ風呂!
早速ホテルの直ぐ近くのトルコ風呂へ行った。
鍵を渡され、怪しいふいんきの個室へ案内される。
「なぜ個室なのだ・・・」
何の事はない、貴重品の保管、着替え、休息をとる部屋であった。

個室ですっぽんぽんになり、タオル1枚巻いて浴場へ向かう。
まずはサウナへ案内される。(当然ながら案内は男である)
全然暑くないサウナ。汗が出てこない。
「もういいや・・・・・」
サウナを出るとアカすり師「ケセジ」と、呼ばれる男が手招きをする。
手桶で大量の水をお構いなしに頭からかぶせられる。
浴場の中央には巨大大理石のステージがあり、とても暖かい。
ここに寝っころがり、ケセジがアカすりをはじめる。
「痛い・・・・・!」
全然気持ちよくない。
自慢げにケセジは取れた垢をみせるが、そんなに強く擦れば、垢どころか皮膚まではがれそうだ。
アカすりに続き、スポンジで体を洗ってもらう。
泡だらけである。
寝返りを打った時に、タオルがはだけ俺の「マグナム」があらわに。
無表情でケセジが俺のマグナムにタオルをかぶせる。
「ジャポンのマグナムはたいしたことないな・・・・・」
無表情だったが、そう読み取れた・・・・・
追い討ちをかけるように、頭から大量のお湯をかけられる。
息をするのも苦しいほどの大量のお湯だ。

アカすり、泡スポンジに続き、マッサージが始まる。
「痛い!!!」
こんなに痛いマッサージは初めてだ。
痛さに耐えてマッサージを受け続けた。

これでハマム、トルコ風呂は終わりだ。
確かに前評判もあまりよくなかったのだが、ここまでひどいとは・・・
しかも、ケセジがチップを要求してくるのだ!
他の人に見られないように、握手するふりをして、お札を渡せと!
ふざけた野郎である。

個室で着替えを済ませると、あのケセジが待っていた。
1000万トルコリラを要求されたが、100万トルコリラ札を渡した。
また、番頭もボッタクリ価格を要求してきた。
4000万トルコリラ!
この価格がボッタクリか適正価格かは、微妙なところだが、観光客が立ち寄らないようなハマムを選んで行ったのが、場所によってはこの位の価格を請求される所もある。
入場する前に値段を確かめておくべきだった・・・・・

大理石で寝っころがっていた時だけが、至福のひと時。
それ以外はすべて最悪のトルコ風呂だった・・・・・





10月8日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

地中海!アレキサンドリアへ・・・

最近アクセス数が多い時には1日100件を超える事もある。
そんなに誰か見てるのかなぁ~と不思議だったが、その謎が少しわかった。

「流れる雲のように」で検索すると、なんとこのブログが表示されるのだ!
Googleだと1番最初に表示される。
MSNやYAHOOだと、1000件以上の中から5番目に表示されるのだ。
「流れる雲のように」だけではなく、日々の日記のタイトルでも検索にひっかかるので、それでアクセスが増えたのだろう。
今までは検索してもひっかからなかったのだが、いつからだろう・・・

エジプト滞在もあと僅かとなり、世界有数の透明度を誇る紅海か、エジプト第二の都市アレキサンドリアか、どちらに行こうが迷ったが、小野さんがアレキサンドリアへ行くというので、アレキサンドリアに決めた。

すでにエジプト人以上に日焼けしていたので、これ以上黒くなっても・・・
ダイビングをするわけではないから、紅海に行っても後悔するかも・・・
親父ギャグが似合う年頃だから、カイロから電車で3時間、楽ちんなアレキサンドリアを選んだ。
しかも日帰り!
そしてこの選択は大正解だった!

アレキサンドリアの終点マスル駅の一つ手前、スィーディ ガベル駅で降りる。
駅前で待機しているタクシーは観光客プライスが当たり前だから、流しのタクシーをつかまえた。
俺と小野さんとドライバー。
会話帳でエジプト語を話まくり!
笑いっぱなしのタクシー貸切となった。
やっぱり英語じゃコミュニケーションがとれない。
現地では現地の言葉じゃなきゃ!

行先は決めていなかったのだが、地中海に突き出た要塞、カーイ トゥベーイへ向かった。



10月7日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

ガラタ橋とガラタ塔

スィルケジ、エミノニュ桟橋からガラタ橋を渡り、新市街へ行く事が出来る。
写真ではわかりずらいが、左側の光っているのがガラタ橋、中央やや右側のとんがった建物がガラタ塔だ。
ガラタ塔はムーミンが住んでる円柱の家を大きくしたような建物。
高さは67mもある。
6世紀初めに灯台として利用されていたが、牢獄や天文台としても利用された。
14世紀にはビザンツ帝国の監視塔として利用。
時代時代によって使われ方が違っていたのだ。
最上階にはベリーダンスのショーがあるというので行ってみたが、時間が遅くて塔自体が閉まっていた。
がっかり。

ガラタ橋からガラタ塔へと続く坂道には、国営の娼婦の館があるとの事。
イスラム圏で政府公認の娼館。エジプトではおそらく皆無だったが、さすがいいかげんなイスラムの国トルコ。
ちなみに外国人は立ち入り出来ないそうだ。
異国情緒のある坂道の途中で門番らしき警察官?とすれ違う。
(大丈夫、俺は入らないよ、だって妖怪の館だそうだから・・・・・)
ちなみにUS10$、しかし出てくるのは妖怪らしい。
ネットで何を調べていたんだ俺は・・・・・

スィルケジの娼婦とガラタ塔の娼館、どちらも目にする事はなかったが、だんだん危険な所へと近づいていく俺だった。

タクシーに乗り、ひとけのなくなったスィルケジ駅へ。
夜10時半だというのに、不気味な静けさだ。
終電もこの時間。
国鉄に乗り、ホテルのあるクムカプ駅へ向かう。
薄暗い蛍光灯
錆びれた車内
ふと思った
「明日は一番危険な、イェニカプへ行こう・・・」



10月7日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

夜のスィルケジ駅周辺

国鉄の終着駅スィルケジ。
路面電車の最終駅エミノニュ。
夜10時を過ぎると、人通りはなくなってしまう。
地球の歩き方にも、女性の一人歩きは注意と書かれている。
通りにはコールガールが立ち、昼と夜の町は別の顔になるそうだが、そんな風に書かれていると逆に行きたくなるのが俺。
ホテルを9時頃出て、夜のスィルケジ駅へ向かった。

確かに人通りはまるでなくなっている。
昼の混雑が嘘のような、寂しい夜の顔だった。
駅周辺をぐるっと回ったが、怪しい女性達を見ることはなかった。
裏通りは薄暗く、確かに危ないふいんきは漂っている。

俺の前を歩いている男性がいた。だんだん近づくと男性が後ろを振り返り、俺と目が合った。
急に男性は小走りになり、俺から遠ざかる。

黒のTシャツにスーツを羽織っていたが、
危ない男に見られたのだろうか、
スィルケジで危険なのは俺の事だったのか・・・・・



10月7日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

サバサンドのはずが・・・

グランバザールの目の前、スルタンアフメット駅。
インターネットカフェでメールをチェック。
H動画を楽しむトルコの若者。
お腹が空いたので、海の方へ歩く。
トルコ名物の「サバサンド」が食べたくなってきた。
それらしき店に入り、メニューを指差す。
サバサンドが出てくるかと思ったら、鯖とパンが別々に・・・・・
トルコのファンタオレンジと合わせて500万トルコリラだったかな?
(400円位)
テイクアウトのサバサンドなら100万トルコリラ位だった。(80円)
トルコへ行ったら、まぁ~お試しあれ。



10月7日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

グランバザールを歩く

グランバザールは専門店がずらりと並ぶ。
宝石なら宝石、革製品なら革製品、骨董品なら骨董品というように、
同じ系統の商店がいくつも繋がった集合体である。

上野、御徒町のアメ横を想像して欲しい。
そして同じ店が数十軒ずつ軒を並べているのだ。

写真は宝石店がずらりと並ぶ通り。
ちなみにグランバザールには女性と行ってはいけない!
買い物モードに突入するのは間違いない!
あれだけの宝飾品を見てしまったら、グランバザールから抜け出すのに5時間以上は確実だ!
この日は買うつもりはなかったのだが、後日来た時には俺でさえ、買い物モードに突入してしまった。
トルコ最終日でなかったら何時間いた事か・・・・・

日本円を両替するなら、この付近が一番レートが良い。
インターネットカフェもトラムヴァイ(路面電車)駅の目の前にある。

エジプトで知り合った善太郎さんが、
「知り合いがグランバザールで睡眠薬強盗にあって、悲惨な状況だった。」
という事を言っていたので、ちょっと警戒しすぎていたかもしれないが、
グランバザールは楽しい事は間違いない。



10月7日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

グランバザール

トルコといえばイスタンブール
イスタンブールといえばグランバザール
グランバザールといえばボッタクリ(恋愛詐欺師)

何人もの日本人女性を虜にしてしまう、
グランバザールのトルコ人を探しに、
グランバザールへ行った。

エジプト、トルコに行く前には、インターネットでそれなりに情報を入手したのだが、
トルコに関しては出てくる出てくる恋愛詐欺師。
声を掛け数日間連れ回し、数十万~数百万もする絨毯を買わせてしまう。
日本のホストクラブでも働いていたというから、凄いものだ。

そんな恋愛詐欺師と騙される日本人女性を見に行ったのだが、
俺が行った時は日本人が一人もいなかった。
「なんてことだ! グランバザールに日本人がいないなんて・・・!」
そして、
日本人と見りゃ、猫も杓子も声を掛けてくると聞いていたのだが、
「誰も声を掛けてこない!」

まぁ~確かに日本人ぽくないし、
エジプトで日焼けして尚更怪しい風貌だったが、
まさかまるっきり無視をされるとは・・・・・
グランバザール名物「ばざーるでござ-る」の掛け声も聞けず。

買い物に来たわけではないのだが、
ちょっとがっかり・・・・・
(俺は何人{なにじん}に見えたのだろう・・・・・)



10月6日(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

白い要塞と青い地中海

かつてここには高さ120mの灯台があったという。
しかも建てられたのが、紀元前3世紀!
古代の7不思議の一つ「ファロスの灯台」だ。
14世紀の大地震で倒壊したそうだ。
今、古代7不思議で現存するのはピラミッドだけ。

決して白というわけではないのだが、写真では強い陽射しもあって白く写る。
青い空と青い地中海。
青と白のコンストラクトは、白砂漠でも経験した。
白砂漠は大自然のコンストラクトだったが、アレキサンドリアは白い要塞と青い地中海、地中海沿いに立ち並ぶビル群と、カイロ以上に洗練された街並みだ。



10月6日(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

トルコのレストランにて

エジプトから来たばっかりの時だったから、
少し太ったなぁ~。

甘いシャイばっかり飲んでいたからな。
トルコに来てからも、毎日甘いチャイを飲んでいたし、
この日はシーフードだったが、それ以外は鳥のもも肉ばっかり食べていた。
油ギトギトのもも肉。
安くておいしいから、ほとんど毎日食べていた。
ジュースもがぶ飲み、日本に帰ってきた時は、だいぶ太って帰ってきた。



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