流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2005年4月を表示

エジプトへ

2004年5月5日

GW最終日

13時25分
トルコ航空は定刻に出発
北海道、ロシア通過の北周り便

トルコはイスラム圏なのだが、
機内で上映された映画3本は、
全てアメリカ映画だった。

機内食は2度
初めはチキン、
2度目はパスタをチョイスした。

モデルのようなCAもいたが、
二人の日本人CAと彼女以外は、
非常にふてぶてしい態度だった。
そして何より香水がきつい・・・・・

映画を見ることもなく
外の景色を見ることもなく
ただ、ぼーっとしていた。

成田を飛立ち12時間半後
ほぼ定刻どおりに、
トルコアタチュルク空港に到着
エジプトへの乗継は3時間
空港内をブラブラするも、
日本人はいなかった。
団体中国人と、
着飾った韓国人が目立った。

23時10分
いよいよエジプトへ出発
満席のトルコ航空TK1142便
日本人は俺一人だった。
相変わらずCAの態度は悪い・・・
機内食はすぐサービスされ
あっという間にカイロへ到着
2時間ちょっとのフライトだった。
到着寸前のカイロの夜景が、
ものすごく綺麗だった。

シンガポールへ行った時もそうだが、
やはりエジプトでも俺だけ
厳しい検査をされた。
パスポートが偽造かもしれないといわれ、
空港に2時間近く足止めされた。
怪しまれているのに
「やっぱりな」と、納得している俺。
トラブルを楽しんでいた。

時計は深夜3時を過ぎている
気が付けば
空港には数人しかいなかった・・・

写真は
TK1142便から撮影した、
カイロの夜景



4月28日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

エジプトの滅茶苦茶タクシー、交通事情!

偽造パスポート疑惑が晴れて、
ようやく入国
不思議とそんな経験も、
前向きにとらえられる俺だった。
「やっぱり俺は疑われなきゃ!」
怪しい日本人代表として・・・・・

さあ~てと、
深夜3時でバスはない。
いよいよタクシー運ちゃんとの、
バトルが開始だ。

運賃交渉をしてから乗るか
黙って乗って相場を払うか、
迷う所だが、
とりあえず黙って行先を告げ、
身を任せた。

ちなみにタクシーはボロボロ
メーターはない。
バックミラーも、内装も、
ドアを開けるレバーも、
ぶっ壊れているし、ない。

車線もないし守らないし、
途中で何台も故障してるし、
パンクしてるし、信号はないし、
歩行者は横断してるし、
割り込み、ジグザグ走行、
クラクションは鳴りっ放し!
夜中だろうとお構いなし
とにかくうるさい!

エキサイティングで、
俺は楽しかった!

ちゃんと目的地のホテル前で、
タクシーは止まった。
ピンハネ目当てで他のホテルへ、
行くかと思っていたから、
ちょっと意外だった。
「偏見を持ちすぎていた自分に反省」

50LE(日本円で約900円)
深夜だし、大きなトランクもあったし、
まぁ~許せる範囲だろう。

今日明日はホテルで充分休息を取り、
免疫力UPを心がけた。
これから始まるであろう、
エジプトでのサバイバルに備えて・・・



4月27日(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

カイロ 2日目

深夜4時近くにホテルに着いた俺は、
とにかく腹が減っていた。
チェックインを済ませ、荷物を整理し、
ホテルの外で店を探した。

さすがに着いたばかりなので遠出は避けたが、
肝心の店が見つからない。
斜め前方にあるカイロシェラトンまで行ったが、
さすがに開いてる店はない。
あきらめてホテルへ戻ったが、
フロントに
「お腹が空いている」と告げたら、
レストランを開けてくれた。
「サンドイッチを作るから、待ってて」
てな具合で、レストラン貸切状態。
サンドイッチと初めてのシャイ(紅茶)をいただく。
「エジプト人って、いい人じゃん!」
食べ終わり、
誰もいないレストランに多目のチップをおいて、
部屋へ戻った。

初日から3日目までは日本で宿を予約していた。
インターネットで予約できるホテルの中では、
1番安いホテルを選んだ。
1泊3700円。
もっと安いホテルはいっぱいあるが、
インターネットでこれ以上安いホテルは、
検索できなかった。
英語もエジプト語もわからないから、
まぁ~仕方ない。

エレベーターは入口が二つある。
正面から乗って、
そのまま後ろ面から出ることもある。
目的階に着いたのに開かないと思ったのは、
別の扉を開けなければならなかったからだ。
開ける時は手動だからね。

朝食はコンチネンタルブレックファースト。
セルフサービスのミニビュッフェ
オレンジジュースと卵料理はいつもたくさんお替りした。
朝、目一杯腹ごしらえして、
昼、夜飯代を浮かせる作戦。
ちょっぴり節約できたかも。

初日に泊まった
「コンコルドホテル」での、
近隣の建物の写真。
乾燥レンガ丸出しで、地震が来たら、
一巻の終わりってな感じの建物だらけ。



4月26日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

到着日のホテル、「コンコルド」

エジプト到着日のホテルは、日本で予約しておいた。
インターネットで検索して安かったので「コンコルドホテル」へ。
1泊3900円。
今回のエジプト、トルコの旅において、最も高かったホテル。
(ネット検索では一番安かったのだが・・・・・)
やはり現地で探せば激安の宿がたくさんある。
1泊100円の宿もあった。
現地で探さなくても日本で手配できるが、言葉が通じないので国際電話で予約が取れない。
言葉が通じれば・・・・・



4月25日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

コンコルドホテルの浴室

値段の割には高級だったかな・・・・・


4月24日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

いざ、ピラミッド!

ホテル前にてエジプト人おじさんに
「ジャパニーズ?」と聞かれ
「そうだ」と答えると
こっちへ来いと言われた
怪しいとは思ったが付いて行った
観光客用のタクシー運転手だった
車内では片言の英語と、エジプト「旅の指差し会話帳」を使い結構話が出来た
すると車は変な店の前で止まった。
パピルス屋だった
エジプト旅行の定番的お土産だ
「やられたな・・・」
店の中には入ったものの
「いらない!」と、きっぱり断った
そのまますんなり店をでた
タクシーに乗り運転手に文句を言う
「土産はいらない!買い物もしない!」
納得したようだ

ピラミッドへの道のり
相変わらずクラクションは鳴りっぱなし
交通マナーもなにもない
タイムを競わないサーキットのように
とにかく道路を右へ左へ先を急ぐ

「あっ、あれは!」
喧騒の道路の向こうにピラミッドが見えた
初めて見たピラミッドだ
「とうとうここまで来たんだ!
ほんとうにこの目で見る日が来たんだ・・・」
「グレート!ワンダフル!」てな
わけのわからない感動を運転手に言っていた

タクシーはギザの3大ピラミッド
カフラー王の近くの店の前で止まった
「おい、また何か売りつけるつもりか?」
その店は香水や化粧瓶、宝石を売っていたが
特に売りつける気配はなかった
シャイを飲んでいると
「ラクダに乗らないか?」との事
ボッタクリと名高いピラミッドのラクダ
日本でかなり情報を仕入れていたので、乗るつもりはなかったのだが、実際見ると乗りたくてしょうがない
「写真だけ、写真だけ、ノープロブレム、ノーマネー」
そのからくりは知っていた
乗るのはただでも降りるのに10ドルとか10LEを請求されるのだ
ラクダに乗ったら最後、背が高くて自力では降りられない、悔しくて、腹が立ったという女性の書き込み
そんな情報を得ていたのだが、やはり乗ってみたくてしょうがない
 乗ってしまった・・・
見るのと乗るのでは大違い!
「うわっ~、高いなぁ~、でも、飛び降りられそうだ・・・」
それがラクダに乗った時の感想
ラクダツアーはいくらだろうと思い、値段を聞いてみる
「1万円・・・!」
「ふざけんなよ!」ラクダから飛び降りた
まさか飛降りるとは思っても見なかったのだろう
ラクダ使いは驚いていた
「ソーリー、ソーリー、5千円だけ」
いきなり半額かよ!
しかも5千円って日本語で言ってやがる・・・
ラクダつき馬つき英語ガイドつき3時間
現地価格ではぼったくり価格だが
日本的価値観なら激安だ

「よし!ラクダと馬でピラミッドへ行くぞ!!」
ラクダに乗り馬を引き連れピラミッドへ・・・



4月23日(土) | トラックバック(1) | コメント(0) | EGYPT | 管理

ラクダの上より

スフィンクスとピラミッド


4月21日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

スフィンクスの後姿

見てがっかりかな・・・・・


4月19日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

クフ王のピラミッド

観光客が歩く横を、
ラクダで通り過ぎる。
外国人観光客が見上げる、
ラクダからその様子を見下ろす。

クフ
カフラー
メンカウラー
ギザの3大ピラミッドは、
やはり世界最大のクフ王がメインだ。

本来の高さは146mだが、
頂上の部分は現在大英博物館にある為、
現在は137m
イギリスに対して返還交渉中だそうだ。
(とっとと返せよ!)
ピラミッドの内部にも入れるのだが、
1日300人限定。
(午前、午後150人づつ)
午前中は団体ツアーで、
あっという間に売り切れるので、
暑いけど午後なら余裕で買える。
暑いから団体ツアーは来ないのだが・・・
100LEの入場料
エジプト人公務員月収は400LE。
外国人観光客価格なので、
エジプト人価格はもっと安い。

ラクダに乗りながら眺めるピラミッド
「凄い、ほんとに凄い!」
そんな言葉しか出てこなかった。

ラクダ使いに鞭を打たれ、
いやいやながら膝を折り曲げ、
ラクダは両足を折畳み地面に座った。
ちょっと可哀想だった。
ラクダが膝を折り曲げる瞬間、
前のめりになり落ちそうになった・・・
ラクダを降りて、
ピラミッドに近づいた。
世界最大のクフ王のピラミッド。
そして初めてピラミッドに触った。

その時「ピクンッ」と、
体中に電気が走り、
ピラミッド建造にまつわる物語が、
走馬灯のように駆け巡らなかった・・・

こんなにピラミッドに魅せられるのは、
「きっと俺の血の中には、
ピラミッドにまつわる血が流れているに違いない!
ピラミッドを訪れた時に、その血は目覚めるだろう!」
などと、思っていたのだが・・・・・
普通の人間だった。

ピラミッドは近くで見ると、
一つ一つの石が崩れかけていて、
決して真四角ではない。
遠くから見たときの美しい全体像と、
間近で見た石の風化具合。
「なるほど、登頂は危険だなぁ~・・・」
そう思った。
実はピラミッド登頂を企てていたのだ。
劣化と保護と転落防止
以上の事から、
ピラミッドは登頂禁止になっていた。
納得のいく結果を目の前で見たのだが、
やはり、
登りたいという衝動は抑えられなかった。
この日は偵察という事で、
いつか必ず登ろうと心に決めたのだった。



4月17日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

カフラー王のピラミッド

世界最大のピラミッドはクフ王だが、
頂上部分がない為、
高さでいえば、
このカフラー王のピラミッドが、
143mで世界一の高さ。
規模はクフ王に劣るが、
頂上部分には化粧岩が残っており、
世界一美しいといわれている。

そう、ピラミッドはごつごつした岩を積み上げたものではなく、
表面をつるつるの化粧岩で覆われていたのだ。
そんな美しいピラミッドも、
盗賊たちの盗掘や、
カイロ建設のために岩を剥がされたりして、
現在のようなごつごつした形となっている。

それでも美しいフォルムだから、
ピラミッドには恐れ入る。
あれだけのものを積み上げ、
表面をつるつるの化粧岩で覆うとは・・・

ラクダに乗り、
クフ王からカフラー王へ移動。
内部に入れない事もあり、
人はあまりいない。
さびしい・・・・・

機関銃を持った、
ツーリストポリスが監視している為、
クフ王の内部への入口付近以外で、
ピラミッドへ登る事は禁止されている。
たとえ1段2段でもだ。
カフラー王のピラミッドも例外ではない。
しかし、東西南北4面ともポリスがいるわけではないので、
裏の方とかちょっとなら登ることが出来る。
とりあえず俺もちょっと登った。
あっという間だったが、
石段の一つが一つが腰から胸ぐらいの大きさがある為、
登るのは大変だ。
「これを頂上までは相当厳しいなぁ・・・」
ほんとうにそう思った。

人もまばらなカフラーのピラミッド
じっくり見るにはいいのかも。
でも、
ほとんどの人は飽きちゃうだろうな・・・
そして、
俺だけだろうな、
ずっと見てて飽きないのは・・・



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