流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2004年1月を表示

ジジとハンモック

ギョレメで宿泊した洞窟ホテル「ギュミュシュ」
ここには「ジジ」という犬がいる。
あまり人懐っこくはない。
「構わないでくれよ、ほっといてくれよ・・・」
そんな感じだったが、逃げる事はしない。
人間のわがままに付き合ってくれる、いい犬だった。
そんなジジを無理やり抱いてハンモックでパチリ!

可愛くジジがこっちを向いているが、
実はハンモックの網目に顔を突っ込んでしまい、
10分以上抜けなくなっていたのだ。
「超~かわいそうなジジだった・・・・・」

バス出発の19時まで、ここのホテルのロビーを使わせてもらう。
この日は他に泊り客が1組もいないような感じだった。
オーナーの娘がずっと話しかけてくる。
ちょっと太っている娘さん(20歳くらい)だが、
セクシービームを放っている。
服装が微妙なのだ。
初めは盛り上がっていたのだが、だんだん話す事がなくなってくる。
会話帳だけではネタが直ぐに尽きてしまう。
笑顔とチャイを飲んで時間が過ぎるのを待つ。

18時になった時、あの店に飯を食べに行った。
「19時のバスで、パムッカレに行くんだ」と、
奥さんに告げる。
「パムッカレもいい所よ」
そんな言葉だったと思う。
チャイのお替りをもらった。

最後にはるみさんに挨拶をしたかったが、
もう時間もなくなっていたので、
そのままバスに乗り込んだ。
はるみさんが今日泊まっているホテルは、昨日一緒に予約を入れたので、場所も部屋も知っていたのだが、結局いかずじまい。
まさか昨日が最後になるとは・・・・・

今回のバスはカッパドキア社のバスだった。
サービスも運転も、メトロ社に比べるとかなり劣る。
トイレ休憩も全て有料だった。
10時間後、明日の朝にはパムッカレ、そして日帰りで11時間かけてイスタンブールへ、そして日本へとなる強行日程。

何度も後悔しているが、
トルコに来てからのイスタンブール滞在が長くなった事は大失敗だった。
エジプトから来て、少し余裕をと思っていたのだが、余裕をとり過ぎた。
カッパドキアは最低でも2泊3日以上は必要だ。
じっくり楽しむなら1週間滞在してもいい。
ウフララ渓谷にも行きたかった・・・・・
パムッカレも10時間以上かけてのバスだし、観光後、11時間かけてまたバスでイスタンブールに帰らなければならい。

カッパドキア、ギョレメがあまりにもいい所だったので、
後悔しきりの俺だった・・・・・



1月31日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

デニズリのオトガル

カッパドキアから「綿の城」と呼ばれるパムッカレへとバスは行く。
一山超えていくのだが、霧がゆくえをさえぎるように立ち込める。
そんな視界不良の峠の山道でもバスは速度を落とす事無くカーブを曲がる。
エジプトのドライバーは滅茶苦茶だが、トルコのドライバーは無謀である。
5m先に障害物があったら絶対避けきれないほどの視界。
座席が後方だったことで少し安心するが、
後ろのバスに追突されたら危険な座席。
トルコでは真ん中の座席がお勧めだ。
高級ベンツバスは真ん中にも降車ドアがあるしね。

予定では11時間の長旅だが、
飛ばすもんだからパムッカレの拠点となるデニズリのオトガル(バスターミナル)には午前4時に到着。
2回立寄ったトイレ休憩は全て有料、ドリンクやコロンヤ(香水)のサービスも手抜き。
早く到着するのはいいが、オトガルからパムッカレへの始発バスは午前8時の出発。
ありがた迷惑とはこの事か・・・・・
8時までの4時間をオトガル内で時間をつぶすのはしんどい。
まったく・・・・・

オトガルの近辺を歩き回りホテルを探した。
泊まるつもりはないが、デイユースという形で利用したかった。
都内の一流ホテルでも最近はデイユース利用が出来るホテルは多いが、
着いた時間が朝4時。
オトガル近辺のホテルや安宿らしきところは全て入口が閉まっていた。
あきらめて、オトガル内のレストランで朝食をとることにした。



1月30日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

早めの朝食

デニズリのオトガル内のレストラン。
ここでもやはり朝食はコンチネンタルブレックファーストだった。
オプションで甘~い、はちみつひたひたのケーキをチョイス。
でかいチャイのグラスに、金属のバケツに入ったパン食べ放題!
長い時間バスに揺られての朝食だけに、食欲はいまひとつ。

オトガルに到着して直ぐに、
イスタンブール行きのバスの予約をした。
メトロ社もあったのだが、イスタンブール行きはないとの事だったので、「デニズリ セヤハット」のバス会社で予約した。
出発時間は午後10時。イスタンブールまで10時間のバスの旅だ。
スーツケースはオフィス内に預け、身軽となってパムッカレへ。

空が明るくなると、オトガル内は大混雑となってきた。通勤通学客と長距離行きのお客とごったがえし。
「パムッカレ べレディエス」と書かれた、
安心確実にパムッカレへと向かう小型バスに、女子高生とともに乗り込む。

乗ったはいいが、何処で降りるのか全然わからない。
日本のバスのように車内表示があるわけではないので、実は心臓ドキドキのどきんちゃん状態。
「きっと、何とかなる、なんとかなるさ!」
運転手に「パムッカレ!」と、行先を告げた・・・・・

バス停があるのかないのかよくわからない田舎風景となってきた。
変な所で手を挙げて乗ってくるし、変な所で降りていく。
乗客もだんだん少なくなってくる。
少し不安になる。
何となく景色がそれっぽいような場所になってきた。
観光地に近づいてきた感じだ。
信号のない交差点で運転手が、「パムッカレ」と、告げてくれた。
「テシェッキュレデリム」(ありがとう)と言い、バスを降りた。

マイルドセブンの青と白の世界
子供の時に見たコマーシャル
それがここパムッカレだった
それ以来世界で一番行きたい国は「トルコ」だったのだ。
行きたい場所はエジプトピラミッドだったが、今回の旅で両方いく事が出来た。

「パムッカレはあまり期待しない方が・・・・・」
エジプトで出会った人にそういわれていた。
だからあまり期待しないようにした。
あまり期待しないでよかった。
それが正直な感想。
そういう意味でパムッカレは、
想像していた通りのいい所だった・・・・・



1月29日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

パムッカレへの入口

バスで降りた場所が、パムッカレの石灰棚への入口だった。
写真右側へ進んでいけば、石灰棚への白い世界となる。
正面に見える白い石灰棚の世界
決して雪ではない

カッパドキアのように、広大な世界ではなく、
こじんまりとまとまっている。
それがあの、あまり期待しない方が・・・
の言葉となっていたかもしれないが、
カッパドキア同様に、
「どうしてこんな世界が・・・・・」
自然はすごいなぁと、そう思わせる世界だった事には違いない。



1月28日(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

パムッカレ全景

1枚の写真で収まってしまう、パムッカレの全景写真。
実際に写真の向こう側にも石灰棚の白い世界があるのだが、
まぁ~こんなものである。
何度も言うが、雪ではなくてカチカチの石灰棚の段々畑である。
「真っ白い軽石でできた段々畑」と、表現するのが妥当かな・・・・・
パムッカレの語源「綿の城」ではわかりにくいかも。



1月27日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

パムッカレ!

遠くから眺めた写真ではわかりにくいが、
近くで撮った写真ならばわかりやすいかな。
これがパムッカレ!
頂上付近から流れ出る石灰を多く含む炭酸の温泉が流れ出ていて、下へと流れていく。
頂上付近は温かいが、下になるにつれて温泉は冷たくなっていく。
鍾乳洞とと同じで、何万年、何億年とかけて、徐々に出来上がった世界である。
温泉が表面を流れている部分はカチカチの石灰岩だが、温泉が溜まってプールのようになっている部分の底は、にゅるにゅるの泥のようになっていて、歩くと気持がいい。
優しい柔らかさなのだ。

パムッカレは景観保護の為、土足厳禁!
観光客は靴を脱がなければならないのだが、
天然軽石の上を何百mも裸足で歩けば、痛くて当然!
つるつるすべすべの部分もあるが、小石のような塊もあり、それを踏みつけて歩くから、かなり痛い!
皮膚の弱い女性なら、厚手の靴下が必需品かな。
俺はこの日だけで3往復ぐらいしたから、足の裏はかなり痛かった。

でも、この自然の作り上げた彫刻を裸足で満喫できるのだから、
良しとしなければ!



1月26日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

パムッカレのいい湯だな

石灰棚では温泉が溜まり、
プールやお風呂のようになっている所もある。
深いものだと腰くらいまである。

この石灰棚の上には本当の温泉プールがあり、
そこの客が水着のままここに来て遊んでいたりもする。

プールのようになっている所は底がにゅるにゅるして気持がいい。
それ以外のところは小石もあるのでかなり痛い。
天然の軽石絨毯だが、何百mも裸足で歩けばかなり痛くなる。

一人旅をしている日本人男性と知り合い、しばらく行動を共にする。
写真を撮ったり撮って貰ったり。
お互いの第一印象は、
「この人は日本人かな・・・・・?」だった。
お互い日本人らしくない風貌だった・・・・・



1月25日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

パムッカレを登る

上段から下段へと、石灰を含んだ温泉が流れている。
実際は一部分だけなのだが・・・・・
石灰で固めらた大地は軽石の上を歩いているようで気持がいい。
細かい石ころさえなければ最高なのだが・・・・・



1月24日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

パムッカレの頂上

パムッカレの石灰棚を登りきった所。
ちょっとがっかり・・・・・?



1月23日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

大浴場跡

紀元前2世紀に建てられたローマ建築の大浴場跡。
「どこが浴場なの・・・・・?」



1月22日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理


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