流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2004年10月3日を表示

えっ?ポンペイの柱・・・

かつては400本以上あったとされるポンペイの柱。
今現在残っているのは1本だけ。
しかも周りは住宅地で、とても観光場所には思えないような所だった。
エジプトの女学生グループが来ており、手を振っていた。
イスラム色が薄いのだろうか?他の都市では有り得ない事だと思う。
ここにもツーリストポリスがいて、やはり手招きをしてくる。
「またバクシーシか・・・・・」
無視していたのだが、小野さんがついて行ってしまった。
まぁ~ここの入場料も6LE(108円)と激安だし、いっか・・・・・
ポリスはガイドに一生懸命だった。バクシーシ欲しさが伝わってくる。ピラミッド担当だったら相当稼げるのになぁ~と、彼が思っているかどうかはわからないが、かなり親切、丁寧なガイドだった。
地下洞窟を見終えると案の定、バクシーシを要求してきた。
ここで必殺の50PT(ピアストル)の札束を小野さんが見せる。
1LEは100PT(18円)、つまりエジプトで最も安い紙幣の束を小野さんが持っていたのである。そしてそこから1枚2枚3枚と・・・・・
ポリスも苦笑いしか出なかったようだ。ポリスのほうから、「もういいよ・・・・・」と、そんなジェスチャーをしてきた。
俺も笑いをこらえきれずにふきだしてしまった。
この小額札束攻撃は、いろんなところでエジプト人のひんしゅく、又は、笑いを誘っていたのだ。
カイロの駅で切符を買う時に、この札束で買おうとして大ひんしゅくをかっていたが、いやはやどうも・・・・・
バクシーシ対策には万全だった。
「ナイスだぜ、小野さん!」



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