タフリール広場での危険なカイロ大学生 後編 |
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| カイロ大学生だという2人に両脇に座られ、後部座席のタクシーからの脱出は困難な状況。 やけに明るいエジプト人 やけに寂しい場所へと車は進む・・・・・
タフリール広場から1時間弱位タクシーに乗っていたような気がするが、着いた場所はダフシュール?メンフィス?何処だかわからないが、ピラミッドテキストがある、そんな場所だった。(写真はサッカーラ) 脇道の路地のような迷路を歩き、カイロ大学生だという彼の家に向かった。 「やばい、絶対にやばい!」(出川哲郎よりもリアルに・・・) 日本人など絶対足を運ばないような、薄暗い路地を歩いていた。 土の上を素足で遊ぶ子供たち、その全員が、外国人である俺の顔を覗き込む。 「今日の生贄か・・・・・」 そんな風に思っているかのようだった。 カイロ市内の子供達は非常に愛嬌があって可愛かったのだが、それに比べると、全く愛想がなかったのだ。 「やばい、殺されるのかも・・・・・」 (自己責任だと騒々しかった時のエジプトへの旅行だったので、いろんな事が頭をよぎった・・・・・)
乾燥レンガ?石造り?ピラミッドの破片? 彼の家はかなり大きな家だった。明るい声で、家族達が挨拶をしにきた。小さな子供も明るかった。 そして、カイロ大学で勉強をしているという、居候の日本人もいた。 「ホッとした・・・・・」 (どうやら殺されないで済みそうだ・・・・・) そしてフカフカの絨毯の客間に通され、お決まりのチャイを飲んだ。
次回へ続く・・・・・
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11月1日(火) | トラックバック(0) | コメント(2) | EGYPT | 管理
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