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エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2005年4月3日を表示

エジプト考古学博物館 3

「名もないミイラ」

博物館内にはほんとに数多くのミイラが入れられていた棺がある。
100個以上あるのではないだろうか?
ただし、ミイラ自体はほとんどない。
何と中身はヨーロッパ諸国に持ち去られ、蒸気機関車の燃料とされたとか・・・・・
「このミイラはパワーが足りない、やはり王様のミイラじゃないと駄目だな・・・」
などと、機関士に言われていたそうだ。
ほんとにひどい話だ。
機関車の燃料になる為に、ミイラになったわけではあるまいし・・・・・

ちなみに王様のミイラは、
別室別料金にて見ることが出来る。
もちろん包帯も一部取られているから、
顔を見ることが出来る。
ただし、写真撮影は禁止なので、
画像はない。

しかし王様も、後の世で毎日観光客にその姿をさらされることがわかっていたら、きっとミイラにはならなかっただろう。

過去の人達がどんな思いだったのか
現代人はわかろうとしないのだ
そんな俺だって、
王様のミイラをずっと覗き込んでいた

いつの日か
復活する日が来るのだろうか・・・・・
魂とともに甦る日が・・・・・



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