流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2005年3月28日を表示

クフ王ピラミッドの内部へ

エジプト到着から、
昼2回、夜1回ピラミッドへ行った。
馬にも乗りたいが、
最後にもう一度じっくり、
ピラミッドを見てみたいと思い、
歩いて3大ピラミッドを周る事にした。
それにまだ、
ピラミッドの内部に入っていなかったので、
入ってピラミッドパワーを感じたかったから。

世界最大クフ王のピラミッド
(クフ王が建てたといわれている・・・・)
内部には1日300人しか入れない。
午前150人、午後150人。
特に午前中は団体ツアー客で、
ガイドが大量に購入する為、
並ぶ人数は少なくても、
あっという間に売切れてしまう。
確実にゲットするには朝いちで並ぶしかない。

午後の日差しに耐えられるのなら、
午後のチケットは楽に購入できる。
団体ツアー客がいないからだ。

当然俺は午後のチケットを求めた。
午後1時の販売開始時間に、
並んでいたのは10名弱。
余裕だった。
ちなみにチケットの値段は、
「100LE」
エジプト公務員月給の4分の1
ピラミッド敷地内入場料が20LEだから、
それに比べればかなり高い!

内部への入口は、
ピラミッドを数段登った所にある。
ここでは堂々と登ることが出来るのだ。
数段だけだが・・・・・

いよいよクフのピラミッドを登る
簡単なルートは出来ているので、
容易にたどり着くことが出来る。
(カフラー王登頂は大変だったが・・・)
いよいよ内部への入口へ。
入口ではカメラを預けることになる
内部は撮影禁止だからだ。

背中のリュックを胸に入れ替える。
窮屈なスロープを、
前かがみで登る為に、
背中だと邪魔になるからだ。
急な坂道、前かがみの姿勢、
ただ単に頭を下げるだけではなく、
膝まで曲げなければならない為、
なるほど、筋肉痛になるわけだ・・・
スロープですれ違う時は、
どちらかが壁に体を寄せなければ、
すれ違えない。
そんなスロープをただひたすら、
登り続ける。
途中で少しくつろげる空間があるが、
一気に玄室まで登った。

玄室は天井が高く
その天井にはもの凄く大きな石が使われている。
「一体あれだけの石をどのようにして・・・」

どんよりとした気持悪い空気漂う玄室
中には約10人ほどいたが、
石棺の周りを異様な集団が取り囲んでいた。
1人が石棺に入ると、
周りの人間たちが手をつなぎ念じているのだ。
約5分から10分くらい。
1人ずつ行っていた。
俺も石棺にねっころがりたかったのだが、
異様な集団のパワーに負けてしまった。
あきらめて、スロープを降りていった。

ちなみにピラミッドの内部にはなにもない。
やや大きな空間に石棺が一つあるだけ。
それだけである。
100LEの価値はまるでない。
ピラミッドの中へ入ったぞという、
ただそれだけのため。
そんな勲章が欲しい人以外は、
入らない方がいい。
筋肉痛は間違いないから・・・・・



3月28日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理


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