流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2005年3月24日を表示

砂漠を全力疾走!

2度目のピラミッド登頂を終え、馬にまたがり砂漠へ向かえば、あっという間に砂と石ころだけの世界へと変わる。

今回馬に乗ったのは、
「全力疾走で砂漠を走る為!」

砂漠で初めて乗った時は、ややゆっくりと走った
2度目に乗った時は、手綱をしごかれ、かなり速く走った
そして今回は、鞭を入れ、全力で砂漠を走ったのだ!
乗馬経験のない俺だから、馬が走り出した時はお尻を浮かせ、上体を伏せ、いわゆる、ジョッキースタイルでの砂漠の疾走となった。
鞍にまたがったままだと、お尻が痛かったし、いまいち安定感がなかった。
ところがジョッキースタイルになると、何となく安定し、俺も手綱をしごき、まさに「アラビアの武豊」を、気取っていた。

あんまりにも速く、長く走ったものだから、馬使いが遠く後ろの方で、
「ストップ!ストップ!」と、叫ぶ。
手綱を引き、速度を落とし、馬使いが来るのを待った。
追いついてきた馬使いがビックリしていた。
「馬に乗ったことあるんだろう?」って。
日本では富士山の5合目で観光客用のドデカイ馬に乗った事はあるが、まともな馬はエジプトで乗った3回だけだ。
昔オートバイでサーキットを走っていたこともあり、スピード感は慣れている。
ジェットコースターもお茶の子さいさい!
恐怖心のなさが、馬を疾走させたのだ。
「馬は乗った事ないよ、凄いだろう~!」てな感じで会話をし、やや早足で、砂漠の起伏を登ったり降りたり、それはもう、エキサイティングな時間だった。
思わず日本語で気持を爆発させてしまった、
「ウォー!」
「すげ~!」
砂漠のど真ん中で叫んでしまった!
(後でバクシーシが・・・・・)

馬使いとはしっかり打ち解けてしまい、
「シャイ(紅茶)を飲もう!」ということになった。
「えっ?砂漠でシャイ・・・・・?」



3月24日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理


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