さらば、砂漠のピラミッド! |
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| 砂漠を疾走する馬 ガイドの馬と並んで疾走する やや日が落ちかけている為 それほど暑くはない
スキー場の急斜面ほどある場所でも、4本足の馬なら安定感があり、安心して下ることが出来る。 義経の奇襲も成し得ると実感!
今日のゴール場所、クフ王のピラミッドを目指して砂漠を走る。 今日はクフ王のバス乗り場から帰るつもりだ。 クフに着くまでに、ガイドといろんな事を話した。 不思議なことだが、英語でこんなに話せるとは思わなかった。 エジプトなまりがあって、30はサルティー、40はフォルティーと、巻き舌になる。 始めはわからなかったが、話しているうちにわかってきた。 ほんとに英語は話せないのだが、ほんとに不思議と理解できてしまった。 やはり必要に迫られた時には、集中力が違うのだろう・・・
午後4時過ぎだったが、クフ王のピラミッド付近まで到着。そこで馬を降り、ガイドとエジプト流の別れの挨拶をする。例の、頬と頬をくっつける挨拶だ。 (やっぱり髭がチクチクした・・・・・) 少し多目のバクシーシを渡し、ガイドと別れる。 ピラミッド登頂を仲介してもらったり、ど素人に馬を全力で走らせてもらったり、砂漠のど真ん中でシャイを飲んだり、ほんとにいいガイドに当たったと思う。偶然同じガイドと出会ったのだからね!
ピラミッドの入場エリアは午後4時半で閉鎖。 もうほとんど人影はみえない。 本日最後の観光客が俺だったかもしれない。 カイロを離れるつもりなので、もう当分ここへは来ない。 遠ざかるクフ王のピラミッドを何度も振り返りながら、バス乗り場へ歩いていく。
ピラミッド登頂、馬にまたがり砂漠を疾走、砂漠のど真ん中で、老人と子供とガイドとシャイを飲む。 ピラミッドを振り返るたびに思い出す。 「エジプトを出発する前に、最後にもう一度ここに来よう!」 そう決めたのだが、結局はこの日が最後のピラミッドとなってしまった。
さらば、砂漠のピラミッド!
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3月19日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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