流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2005年3月19日を表示

さらば、砂漠のピラミッド!

砂漠を疾走する馬
ガイドの馬と並んで疾走する
やや日が落ちかけている為
それほど暑くはない

スキー場の急斜面ほどある場所でも、4本足の馬なら安定感があり、安心して下ることが出来る。
義経の奇襲も成し得ると実感!

今日のゴール場所、クフ王のピラミッドを目指して砂漠を走る。
今日はクフ王のバス乗り場から帰るつもりだ。
クフに着くまでに、ガイドといろんな事を話した。
不思議なことだが、英語でこんなに話せるとは思わなかった。
エジプトなまりがあって、30はサルティー、40はフォルティーと、巻き舌になる。
始めはわからなかったが、話しているうちにわかってきた。
ほんとに英語は話せないのだが、ほんとに不思議と理解できてしまった。
やはり必要に迫られた時には、集中力が違うのだろう・・・

午後4時過ぎだったが、クフ王のピラミッド付近まで到着。そこで馬を降り、ガイドとエジプト流の別れの挨拶をする。例の、頬と頬をくっつける挨拶だ。
(やっぱり髭がチクチクした・・・・・)
少し多目のバクシーシを渡し、ガイドと別れる。
ピラミッド登頂を仲介してもらったり、ど素人に馬を全力で走らせてもらったり、砂漠のど真ん中でシャイを飲んだり、ほんとにいいガイドに当たったと思う。偶然同じガイドと出会ったのだからね!

ピラミッドの入場エリアは午後4時半で閉鎖。
もうほとんど人影はみえない。
本日最後の観光客が俺だったかもしれない。
カイロを離れるつもりなので、もう当分ここへは来ない。
遠ざかるクフ王のピラミッドを何度も振り返りながら、バス乗り場へ歩いていく。

ピラミッド登頂、馬にまたがり砂漠を疾走、砂漠のど真ん中で、老人と子供とガイドとシャイを飲む。
ピラミッドを振り返るたびに思い出す。
「エジプトを出発する前に、最後にもう一度ここに来よう!」
そう決めたのだが、結局はこの日が最後のピラミッドとなってしまった。

さらば、砂漠のピラミッド!



3月19日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理


(1/1ページ)