砂漠でシャイを飲む! |
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| 出来上がり熱々のシャイをいただく とっても甘い砂漠のシャイ 砂漠の直射日光で暑いはずなのだが 時間がとまったかのように 暑さを忘れ熱いシャイをいただく
旅の指差し会話帳を元に、エジプト語で会話を交わす。 幼き子供の目やにや鼻水にたくさんの蝿がとまっているが、子供も老人もまるで気に掛けない。 「蝿は友達・・・・・?」
熱いシャイを飲み干し、空のグラスを置くと、ガラスの淵に蝿がとまる。 「もう1杯飲むか?」 そう聞かれ、グラスにとまった蝿をみる。 子供の顔にとまっていても気に掛けない彼ら。 「もう1杯飲むよ!」 そう答えると、老人は空のグラスをポリタンクの水でゆすぎ始めた。 ゆすいだ水をまたもやポイッと捨て、焚き火で火を起こし、再びシャイを作り始める老人。
日本で休む間もなく働いていた日々 エジプトでのんびりと流れる時間
オートバイで事故って、 身動きも寝返りも出来ずに日本で長期入院した時に、病院のベッドから見た流れる雲 「あの流れる雲のように、自由気ままに・・・」
砂漠でシャイを飲んでいる間の、ほんの数秒間だが、そんな事を思い出した・・・・・
2杯目の甘いシャイを飲み干し、ちょっと多目のバクシーシを渡す。 老人と子供と別れるときは、ちょっと切ない気持ちだった。 (もう一度、ここでシャイを飲みたい・・・) 結局、1ヶ月滞在のエジプトで、再びここを訪れることはなかったが、出来るならばもう1度ここを訪ね、熱くて甘いシャイを飲みたい! あの老人と子供の笑顔とともに・・・・・
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3月21日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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