流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



エジプト考古学博物館 3

「名もないミイラ」

博物館内にはほんとに数多くのミイラが入れられていた棺がある。
100個以上あるのではないだろうか?
ただし、ミイラ自体はほとんどない。
何と中身はヨーロッパ諸国に持ち去られ、蒸気機関車の燃料とされたとか・・・・・
「このミイラはパワーが足りない、やはり王様のミイラじゃないと駄目だな・・・」
などと、機関士に言われていたそうだ。
ほんとにひどい話だ。
機関車の燃料になる為に、ミイラになったわけではあるまいし・・・・・

ちなみに王様のミイラは、
別室別料金にて見ることが出来る。
もちろん包帯も一部取られているから、
顔を見ることが出来る。
ただし、写真撮影は禁止なので、
画像はない。

しかし王様も、後の世で毎日観光客にその姿をさらされることがわかっていたら、きっとミイラにはならなかっただろう。

過去の人達がどんな思いだったのか
現代人はわかろうとしないのだ
そんな俺だって、
王様のミイラをずっと覗き込んでいた

いつの日か
復活する日が来るのだろうか・・・・・
魂とともに甦る日が・・・・・



4月3日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
添付画像
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)