日本人宿カイロの「さくらホテル」 |
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| 完全に下痢が治ったわけではないが、出歩いてもほとんど問題のない程度なので、噂のさくらホテルへ行くことにした。 地球の歩き方でも大絶賛のコメントが多数出ていたし、実際に泊まった善太郎さんからもお勧めだったので、泊まってみようと思ったのだ。 ツインルームなら1泊US10$だし、今まで泊まったホテルの中では1番安いからだ。 大きなスーツケース一つ持って、地下鉄のサードザグルール駅で降りる。タフリール広場のサダト駅で降りてからの地図は載っていたが、実際はサードザグルール駅の方が近いのだ。 駅の直ぐ近くだという事だが全然わからない。 エジプト語で聞いても、誰もわからないという。 仕方なくサダト駅まで戻り、ガイドブックに載っていた地図を元に探すが、あまりにもアバウトすぎる地図でやはり全然わからない。 サダト駅からサードザグルール駅まで歩いたが、それらしき建物は見当たらない。 仕方なくタクシーに乗って、地図を見せる。 「う~ん・・・」タクシーの運転手もわからないようだ。通行人に聞くこと約10人。やっとわかったようだ。結局探し始めてから3時間後にさくらホテルに着いた。 レトロなエレベーターは4階までしか昇らない。そこから5階のさくらホテルまでは階段を歩く。 入口のチャイムを鳴らすと、日本人の若い女性がドアを開けてくれた。このさくらに長期滞在している女性だった。オーナーのエザットさんが現れる。 個室は全て満室なので、ドミトリー(相部屋)しか空いてないとの事。 「エッ・・・・・」 エジプトに安宿はたくさんあるが、ドミトリーだけは泊まりたくなかった。3日後なら空くということだった。 いつもなら別のホテルを目指すところだが、疲れていたし、善太郎さんのお勧めだし、大きなスーツケースもあるし・・・・・ 結局ドミトリーに泊まることにした。 1泊US5$。まぁ~いっか。
宿帳に記入しようとした時に、大事なものがないことに気づく。 「パスポートがない!」 そいえば、CIAO HOTELをチェックアウトした時に、パスポートを返してもらっていなかった。 急いで前のホテルに戻り、再びさくらへ。 今日もそれなりに忙しい日だった。 パスポートナンバーを記入し終わると、砂漠ツアーへの勧誘が始まった。全然しつこい勧誘ではなく、心の底からお勧めというような感じだった。 長期滞在の留学者は揃って絶対お勧めという。 エジプトの旅の目的には、砂漠で野宿という事もあったので、参加することにした。2泊3日でUS80$ 日本的価値観なら激安だ! (現地で探せばもっと安いツアーもあったのだが・・・・・)
4ベッドのドミだったが、宿泊は俺ともう一人だけだった。 他人に気を使いながらの宿泊だったが、お互いほとんど部屋にいなかったので、顔を合わせたのは寝る直前だった。寝る間際だったが、いろんな話も聞けた。 宿泊客はオーナーの知り合いのカナダ人以外は全て日本人。ロビーでもいろんな話を聞いた。 高級ホテルもいいが、このような安宿も親近感があっていいかも・・・
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12月17日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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