流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2004年1月14日を表示

ライトアップ パムッカレ

太陽が隠れると
カクテル光線が石灰棚を照らし出す
白い石灰棚に映える光は
ナイターのスキー場そのものだった

カッパドキアは数日滞在が必要だが、
パムッカレは日帰り、又は1泊2日でも充分だろう。
朝4時にデニズリのオトガルに到着し、今は午後7時くらい。
「もう充分だ」
パムッカレの石灰棚を降りていく。
裸足で何往復しただろうか、
かかとの角質はつるつるだ。

石灰棚を降りると直ぐに市営バスがやってきた。
車内に観光客はおらず、仕事帰りの疲れた人の姿が目立つ。
観光客のほとんどはツアーや観光バスでやってくるようだ。
俺のように市営バスを使う観光客は少ない。
(当たり前か・・・・・)

中型の市営バスがデニズリのオトガルへ到着した。
オトガルは長距離バスの見送り客でごった返していた。
レストランでチキンとチャイを注文する。
そろそろイスタンブールへ出発の時間だ。
バスオフィスに預けてあったスーツケースを受け取る。
カッパドキアから10時間掛けてここに来て、
10時間掛けてイスタンブールへ。
石灰棚の往復、温泉プール、長時間移動、
疲れ切った体はバスに乗り込むと、すぐに眠った。

2時間位熟睡したようだ。
今回も峠越えだ。
相変わらず霧の中スピードを落とさず進んでいくデニズリセヤハットのバス。
トルコで長距離バスに乗るなら、
サービス良し、運転もそれほど荒くない「メトロ社」が絶対お勧めだ。

バスは12時間近くかけてイスタンブールへ到着。
マルマラ海アジア側のハレムガラジュのオトガルで降りてもよかったが、
今回はヨーロッパ側のエセンレルのオトガルまで乗った。
ボスポラス海峡を船ではなく車で越えたかったから。

エセンレルのオトガルは馬鹿でかい!
地下鉄に乗り終点アクサライで降りる。
スーツケースを引きながら、トルコ最後の宿を探す。探すつもりだったが、疲れ切っていたので駅前のホテルにチェックインする。
3500万トルコリラ(2800円)
ちょっと高いが最後の夜だ、贅沢しよう。



1月14日(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理


(1/1ページ)