流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2004年9月26日を表示

さらばエジプト!

深夜1時、タクシーはカイロ空港第2ターミナルへ到着。
帰国の途につくもの、さらなる旅へ行くもの、見送るもの、見送られるもの、
様々な人間模様がそこにはある。

手元に残った小額のエジプトポンド。
使えないと知りつつ、空港内のお店で買い物をしたが、やはり使えなかった。
シャイを飲もうとしてもやはり駄目。
記念として持ち帰るか、空港によくある募金箱に入れるかどっちかしかない。

03時45分発トルコ航空TK1143便
満員の座席だが、やはり日本人は俺しかいなかった。
来る時も帰る時も日本人は俺一人。
日本への直行便ではないから、いなくて当たり前か・・・

定刻どおりに飛行機は離陸
1ヵ月滞在したエジプトの夜景が小さくなっていく。
寂しいとか、もう一度エジプトへ来たいという気持はなかった。
もう充分だと思っていた
あの時は・・・・・・

エジプトの夜景が消えていく
さらばエジプト



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ハイウェイ、カイロ空港へ

ハイウェイかどうかわからないが、高架の道路をしばらく走りカイロ市内を抜けると、車の数はめっきり少なくなる。
夜のオレンジ色に光るライトは、孤独な旅をする旅行者を感傷的な気持にさせる。
タクシーのガラス越しに思うのは
今までの旅の思い出か
次の旅への想いか
過去の自分か・・・・・

全てを思っていたような気がする・・・・・



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真夜中のタフリール広場

カイロ空港へと向かう途中のタフリール広場
広場といっても広場ではない
カイロ市内は真夜中でもクラクションが鳴り止まずとても賑やか
さらば喧騒のエジプト・・・・・



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ペンションサクラのエザットさん

誠実な若者のタクシーに乗って、シタデルからさくらホテルへと戻ってきた。
午後10時位だっただろうか、エジプトにいられる時間も後数時間となる。
ここのホテルのオーナーエザットさんにシャイをご馳走になる。
「ここで何杯のシャイを飲んだろう・・・・・」

シーシャという水タバコを吸うのがエザットさんの日課だ。
俺はタバコを吸わないが、シーシャは一度だけ町で吸った事がある。イスラムのおじいさんにご馳走になったのだ。ブクブクと音を立てながらシーシャを吸う。
決して美味いものではないが、趣があってよろしいかなと・・・・・
ホテルのロビーではNHKのBSテレビを見る事が出来る。
日本語入力が出来るインターネットもある。とても役に立った。
そんなサクラホテルとも、今日がお別れだ。
そしてエザットさんともお別れだ。

エジプトで日本語が堪能なエジプト人はスケベが多いが、エザットさんはまじめなオーナーである。女性でも安心して泊まる事の出来るホテル、ペンションである。長期滞在者は語学の勉強をしている人が多く、男性も女性もとてもいい人達だった。
きっとエザットさんの人のよさが、そういう彼らを引き寄せるのだろう。
あえて欠点をいわせてもらえれば、シャワー兼トイレのドアの鍵だろうか、とても硬く、閉まらないときもある。閉めたはいいが開かない時もあった。
それと、トイレに紙は流せない。備え付けのゴミ箱へ捨てる事かな。女性には抵抗があるかな・・・・・
ウォシュレットだから、汚れたティッシュは見た事がないので清潔、安心して欲しい。

全ての準備を終え、いよいよサクラホテルを出発する時間に。
エザットさん、エザットさんの弟さん、そして長期滞在者や短期滞在者と握手を交わす。
エザットさんとは頬と頬を合わせるエジプト式のサヨナラをする。
きっと最後のエジプト式サヨナラである。
感情がこもっていて、このサヨナラは日本でも実践したいと思ったが、日本でやったらホモと間違われそうだ、できそうもない・・・・・

お迎えのタクシーが来た。サクラホテル専属のタクシーである。空港まで45LE。
みんなに見送られ、ホテルを出る。
アンティークなエレベーターに荷物を載せ、下まで降ろす。

さらばエザットさん!
楽しい思い出をありがとう!



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