流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2004年9月21日を表示

アレキサンドリアからカイロへ

一日だけのアレキサンドリア滞在だったが、カイロへ戻る時間となった。
小野さんはこのままアレキサンドリアへ残り、俺だけカイロへと戻る。
タクシーをチャーターして9時間くらい経っていただろうか、レストランが予想以上に高くなってしまった為に、日本円をエジプトポンドに両替する事に。
エジプトでは高級ホテルでもそれほどレートは悪くないので、ホテルへ行ってくれと運転手に頼んだが、運転手はあくまでも銀行にこだわっていた。
俺達が逃げるとでも思ったのだろうか・・・・・
どこの銀行も閉まっていて、結局最後に向かったのは、闇両替商だった。
ピラミッドでの闇両替はプチボッタクリ、カイロのホテルでは普通のレートでの両替だったが、あまりいいイメージはない。
店主にシャイを差し出され、2杯ほどいただいた。
そう、闇両替はチェンジが非常に遅いのだ。
30分近く待たされる。
しかもお金を持って消えていくので、いつもちょっと不安になる。
ようやく両替を終え、アレキサンドリアの駅に着いたのは午後九時。
長距離バスで帰るか、列車で帰るか悩んだが、目の前でセルビス(マイクロバス、ワゴン)の若い運ちゃんが、
「ラムシ~ス、ラムセ~ス!」と叫んでいる。
どうやらカイロまで行くワゴンのようだ。
「ビカーム?(いくら?)」と訪ねると、
「12LE(216円)!」との返事。
そういえば、エジプトでこのセルビスには乗っていなかった。
トヨタハイエース12人乗りのセルビスに乗り、カイロへ帰ることにした。
カイロまで砂漠ロードを飛ばして3時間以上の道のり。

小野さん、運転手とエジプト流の別れの挨拶をして、
運転が荒い事で有名なセルビスに乗り込んだ。
満員になるまで1時間以上待たされた。
12名乗車、満員のセルビス。
ドライバーと別れの挨拶をした頬がヒリヒリとしていた・・・・・



9月21日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理


(1/1ページ)