ペンションサクラのエザットさん |
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| 誠実な若者のタクシーに乗って、シタデルからさくらホテルへと戻ってきた。 午後10時位だっただろうか、エジプトにいられる時間も後数時間となる。 ここのホテルのオーナーエザットさんにシャイをご馳走になる。 「ここで何杯のシャイを飲んだろう・・・・・」
シーシャという水タバコを吸うのがエザットさんの日課だ。 俺はタバコを吸わないが、シーシャは一度だけ町で吸った事がある。イスラムのおじいさんにご馳走になったのだ。ブクブクと音を立てながらシーシャを吸う。 決して美味いものではないが、趣があってよろしいかなと・・・・・ ホテルのロビーではNHKのBSテレビを見る事が出来る。 日本語入力が出来るインターネットもある。とても役に立った。 そんなサクラホテルとも、今日がお別れだ。 そしてエザットさんともお別れだ。
エジプトで日本語が堪能なエジプト人はスケベが多いが、エザットさんはまじめなオーナーである。女性でも安心して泊まる事の出来るホテル、ペンションである。長期滞在者は語学の勉強をしている人が多く、男性も女性もとてもいい人達だった。 きっとエザットさんの人のよさが、そういう彼らを引き寄せるのだろう。 あえて欠点をいわせてもらえれば、シャワー兼トイレのドアの鍵だろうか、とても硬く、閉まらないときもある。閉めたはいいが開かない時もあった。 それと、トイレに紙は流せない。備え付けのゴミ箱へ捨てる事かな。女性には抵抗があるかな・・・・・ ウォシュレットだから、汚れたティッシュは見た事がないので清潔、安心して欲しい。
全ての準備を終え、いよいよサクラホテルを出発する時間に。 エザットさん、エザットさんの弟さん、そして長期滞在者や短期滞在者と握手を交わす。 エザットさんとは頬と頬を合わせるエジプト式のサヨナラをする。 きっと最後のエジプト式サヨナラである。 感情がこもっていて、このサヨナラは日本でも実践したいと思ったが、日本でやったらホモと間違われそうだ、できそうもない・・・・・
お迎えのタクシーが来た。サクラホテル専属のタクシーである。空港まで45LE。 みんなに見送られ、ホテルを出る。 アンティークなエレベーターに荷物を載せ、下まで降ろす。
さらばエザットさん! 楽しい思い出をありがとう!
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9月26日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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