流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2004年9月22日を表示

エジプトに降る雪・・・?

途中で立ち寄ったドライブインで、砂漠ロードを走る車を写す。
雪のように見えるのは、細かい砂粒。
車が蹴散らす砂漠の砂粒がフラッシュに反応したもの。
そう、普段こんな砂粒の町をエジプト人達はせいかつしているのだ。
日本人はよく喉を痛めるらしい。
俺も砂漠のピラミッドで、地獄を味わった・・・・・

俺の乗った12名乗車の満員セルビスは時速120~140キロで、砂漠ロードを右に左にジグザグ走行をする。
日本人が犠牲になった自動車事故が3日連続であり、日本でもニュースとなったが、なるほど納得。
長距離大型バスもスピードを出しているし、列車も治安の問題からポリスが乗り込んでいるし、エジプト国内移動はやはり飛行機が安全なようだ。
ただしよく遅れるそうだが・・・・・

2度ほどドライブインにより、いよいよギザのピラミッド群の近くまで来た。
砂漠ロードもネオンがきらびやかにひかる。
マクドナルドやケンタッキーのドライブインもあり、イスラム圏である事を忘れさせる風景となる。

景色は一変し、カイロ市内へ。
カイロ市内は夜でも活気がある。鳴り止まぬクラクション。
午前1時前に、ラムセス駅に到着。
乗客達は途中でほとんど降りており、最後まで乗っていたのは俺だけだった。

駅前を歩いていると、
「タクシー?」と、ドライバーに声を掛けられる。
「ビカーム?」(いくら?)と、聞くと、20LEだとか、15LEだと吹っかけられる。
200キロ以上離れたアレキサンドリアから12LEで来たのに、わずか5キロ前後の距離でこの値段を払うのは頭にくる。
無視して歩き続けた。
何人かのドライバーに声を掛け、やっと5LEでOKだというドライバーをみつけた。
5LE(90円)

ブラックライトの光る車内、若い運転手だった。
小物がダッシュボードに並び、プチ日本のヤンキー状態かな・・・・・

サードザグルールのさくらホテルへと着いた。
5LE札も1LE札もなかったので、10LEを渡した。
値段の問題ではない、心の問題なのだ。
吹っかけてくる運転手には払いたくない。
正直な運転手なら、チップ、バクシーシとして払っても気持がいい。

さくらホテルのチャイムを鳴らすと、中からエザットさんが出迎えてくれた。
シャイをご馳走になり、シャワーを浴びベッドへ。

明日はいよいよエジプト最終日だ・・・・・



9月22日(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理


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