流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



TURKEY

洞窟ホテル内部

中庭で1時間以上チャイを飲みながら、
トルコ人カップル、日本人女性、オーナー、俺の5人で話をしていた。
チャイも5杯以上飲んだ気がする。

日本人女性は「はるみ」というなの女性。
とても明るく、可愛くて、ちょっと変わった女性だった。
変わっているとは言っても変人ではなく、女性らしくない考えを持っている、行動をするという意味である。
顔に似合わず、なかなかたくましい女性であった。
変人などと言っては怒られてしまう・・・・・

トルコ人カップルの女性はとても綺麗で可愛い女性だった。
顔の大きさは俺の半分くらいかな。
この女性も非常に明るく、ずっと俺の名前を叫んでは笑っていた。
男性も小柄ではあったが愛想がよく、電話番号とアドレスの交換をした。
首都アンカラにいるから、アンカラに来たら電話してくれとの事だったが、残念ながら時間的な余裕がなくて行けそうもなかった。
もっと話したかったし、いろんな所、観光客が行かないような所を案内して欲しかった。
そして何よりこの彼女の笑顔をもう一度見たかったのだが、
イスタンブール滞在をもっと減らしていればよかった・・・・・

楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
彼達のチェックアウト、バスの来るの時間となった。
エジプトと同じく頬と頬を合わせるサヨナラの挨拶をする。
左、右と頬を合わせる。
ちょっとドキドキした。
だって、頬と頬をくっつけすぎ、抱きしめすぎだったからだ。
彼氏が目の前にいるというのに・・・・・

笑顔で見送った後、はるみさんと一緒に洞窟部屋をオーナーに見せてもらう。
全室洞窟部屋だからどこでもいいと思ったが、
やはり部屋によって設備と景色がまるで違う。
1泊US5ドルの部屋もあったが、今回はUS20ドルの部屋を選んだ。

洞窟をくりぬいて造った部屋。
どうって事はないのだが、やはり洞窟部屋という言葉に踊らされていた。
日本でイメージする洞窟ではないからね・・・・・



10月11日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

洞窟ホテル「ギュミュシュ」

おじいさんのオンボロ車に乗り、向かうは洞窟ホテルギュミュシュ。
オトガルからはほんの数分の距離。あっという間に到着だ。
チップを渡そうとしたが、いらないとおじいさんはいう。
どうやらここのホテルのオーナーの、お父さんのようだった。
(違うかもしれないが・・・・・)
中庭にはトルコ人女性2人組とトルコ人カップルとオーナーがいた。
早速オーナーにチャイをご馳走になる。
トルコ人女性2人は看護婦、カップルの女性はモデルという事だった。
オーナーの怪しい英語と日本語で、中庭はとても盛り上がった。
会話帳を手に、俺も精一杯トルコ語で話しかける。
さらに盛り上がる。
ただ残念だったのは、この二組とも今日でこのホテルを去ってしまうという事。
今日は日曜日だった。
「昨日泊まっていればなぁ・・・・・」
トルコ人との友好を深められたのだが残念だ。

看護婦がチェックアウトをし、カップルとオーナーと俺で話を続けていると、ホテルの目の前を日本人らしき女性が通り過ぎようとしていた。
オーナーが大きな声で呼び止める。
英語、日本語で声を掛けると、女性は足を止めた。
怪しげな表情をしながら、彼女はホテルの中庭へやってきた。
日本人女性だった。彼女にもチャイが振舞われ、更にテーブルは盛り上がった。
後で聞いたら、
俺は日本人には見えなかったらしい・・・・・
日本語が上手だと思ったらしい・・・・・



10月10日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

ギョレメ

カッパドキアといえば奇岩と洞窟ホテル。
となると、向かうは当然ギョレメの町となる。

ネブシェヒルのオトガルから10分位だろうか、奇妙な形をした奇岩の大パノラマが広がり、マイクロバスはギョレメの町に到着した。
素朴な感じのする町である。
大型バスはほぼ満席だったが、マイクロバスには数人しか乗っていなかった。
噂では客引きがしつこいと聞いていたが、ギョレメのオトガルはがらんとしており、客引きは一人もいなかった。

まずは宿探し、
せっかくギョレメへ来たのだから、洞窟ホテルに泊まりたい。
強行日程での唯一のホテル滞在になる。
そこで、全室洞窟部屋の「ギュミュシュ」をめざす。
地図を広げているとおじいさんが、
「どこへ行くんだ?」と、声を掛けて来る。
無視するかどうかちょっと悩んだが、初めて来た町だし、いきなり無視するのもなんだかなと思い、「ギュミュシュ」と告げた。
するとおじさんは、「OK!」と言って、俺を車に案内した。
ちょっとオンボロの車だった。送ってくれると言うのだ。
この手の展開はろくでもないというのが、エジプトでの経験だったが、なにしろスーツケースが大きく重く、楽をしたいという思いと、万が一の場合はまた空手の嘘をついて乗り切るか・・・・・という考えもあり、おじいさんの車に乗る事にした。
おじいさんだからね・・・・・



10月10日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

ネブシェヒルのオトガル

トルコの旅は長距離バスが中心になり、
その各都市の拠点となるバスターミナルを「オトガル」という。

トルコ最大の観光名所カッパドキアは、
ネブシェヒルのオトガルから、ギョレメ、アヴァノス、ユルギュップ、へとマイクロバスでそれぞれ乗り継ぐ。

メトロ社はギョレメへ直接乗り付けていないので、
ここでマイクロバスに乗り換える。
イスタンブールからここまで約10時間位だった。
予定よりもかなり早かった。
豪華バスとはいっても、なかなか寝付けないものだ。
体調はいまいちかな。

さぁ~ここから奇岩のギョレメへ出発だ。



10月9日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

トゥズ湖のドライブイン

バスは走り続け
朝方2度目のドライブインに停留
トゥズ湖のほとりのドライブイン
写真ではわかりずらいかな・・・・・

カッパドキアまでもう少しだ



10月8日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

トルコのドライブイン

23時ハレムガラジュ発、ネブシェヒル行きの長距離バスに乗る。

バスに乗るとチャイのサービスがはじまる。
エジプトと違い無料である。お菓子のサービス。
お手拭代わりの香水、
コロンヤと呼ばれる液体を手に振り掛けてもらい、手や首筋に塗りつける。
柑橘系のいい匂いがする。

霧でほとんど前が見えない状況だが、バスはかなりのスピードで山を越える。
夜中の2時位だっただろうか、バスは最初のドライブインに停留する。
メトロ社の立寄るドライブインは、トイレチップの必要がない。
日本のSAと似ている。

外は肌寒い
チャイを飲んだ
ドライブインを通り過ぎていくヘッドライト
夜の灯りは旅行者を感傷的な気分にさせる



10月8日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

強行日程カッパドキアへ

イスタンブールを離れ、
奇岩で有名な世界遺産カッパドキアへいく事にした。

トルコ国内移動は電車よりもバスがメインとなる。
数あるバス会社の中では、今回乗車したメトロ社が1番であった。
窓口での対応、チケットの記載内容、無料トイレ、車内サービスなど、全ての点で、他のバス会社に優っていた。
バスは豪華メルセデスベンツ社製。
トルコ国内を移動するなら、メトロがお勧めだ。

カッパドキアまでバスで12時間の旅。
実はこの後パムッカレへ10時間、イスタンブールへ11時間という、1泊4日長距離バスでの強行日程だったのだ。
ほんとに疲れた・・・・・

ホテルをチェックアウトし国鉄クムカプ駅までスーツケースを引っ張る。
2駅目が終点スィルケジ駅。
今日は大きなスーツケースがあったので、トラムに乗って終点エミノニュまで1駅。
フェリーに乗って降りたところがバスターミナルのハレム・ガラジュだ。
フェリーは約20分でアジアとヨーロッパを結ぶ。

さぁ~これからはトルコのアジア大陸を周遊だ!



10月8日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

86億トルコリラ、ボッタクリバー体験!

声を掛けてきた小柄なトルコ人の中年男性。
見た目気弱な感じだ。
「いい店を知っている、トルコ、ロシア、ウクライナ、ジャパニーズ、」
「4000万トルコリラ(約3200円)」
「ノープロブレム、OK?」
なに・・・・・
「ジャパニーズ?4000万トルコリラ?」
うなずく男。
その男がとても人を騙すような人間にみえなかったので、
その男についていってしまった。
それが悲劇の始まりだった・・・・・

声を掛けられた場所から、どことなく寂しい場所へ歩いていく。
5分以上歩いただろうか、何となくやばい匂いがした。
男にわからぬように、財布の中から3万円を抜き取り、
スーツの後ろポケットに隠した。

ようやくたどり着いた店はちょっと繁華街から離れた場所。
ドアの外からは大きな音が漏れている。
扉を開けると、派手な衣装を着たウクライナ女性がいた。
日本の場末のキャバクラのようなふいんきだった。
数組の男達が飲んでいた。カウンターで飲んでいる男もいた。
「とりあえず大丈夫そうだ・・・・・」
あの時はそう思った。

男は女を指名しろと誘ってくる。
目の前に座っていたウクライナ人を指名した。
男も隣のウクライナ人を指名した。
会話はほとんど英語だった。
シャンパンを飲みだす女、ビールを飲む男、コーラを飲む俺。
「なぜコーラだって?」
「俺はスポーツマンだから酒は飲まないのさ!」
そういって、右手の拳をみせた。
バイク事故で右手がちょっと変形しているのだが、それを、
「空手で30cmの氷を割った時に、骨折したんだ。」
と、嘘をついた。空手の型まで披露した。
女達が俺の胸を触る。
「ストロング!」女達が盛り立てる。
「オフコース、ベリーストロング!」俺も調子に乗る。
(この冗談が後で役に立つとは・・・・・)

40分位居ただろうか、俺の泊まっているホテルへ行こうという事になった。
(この親父もついて来るのかな・・・
まぁ~初めての4Pもいいか・・・・・)
馬鹿な考えが頭をよぎる・・・・・
女達が飲んだシャンパンは6本、男が飲んだビールは2本、俺はコーラだけ。
薄暗い店でチェックを頼むと、女達は席を離れていった。
出された金額は、
8600000000トルコリラ!
いち、じゅう、ひゃく・・・・
「あっ~・・・86億トルコリラ!!!」(約70万円)
俺の隣には、初めて俺よりでかい図体をしたトルコ人が座っていた。
(手強いのはこいつだけのようだな・・・・・)
日本でも体験した事のないボッタクリバー。
さて、どう切り抜けるか・・・・・
あの時の俺はいたって冷静で、ビビル事もなく、臆する事もなく、かなり堂々としていた。
とりあえず財布を取り出し、中のお札を全て取り出す。
スーツの前ポケットも全てさらし、お金を隠していない事をアピール。
(後ろポケットは見せなかったが・・・・・)
スーツの胸ポケットに入れていたお札も取り出した。全部で1億3千万トルコリラ。
とても86億には届かない。届くわけないし、あるわけない。
財布の中にJCBのカードが入っていたのだが、それをみても何もいわれなかった。
ANA、JALのマイレージカードについて聞かれたが、答えても何の返答もなし。
友達に電話するといって、小柄なトルコ人の携帯を取り上げ、電話を架けるふりをする。
友達なんか居るわけがないが、何度も押しては繋がらないと、ジェスチャーをする。
「ポリス!」といって、警察に電話を架けるふりをする。警察の電話番号さえわからないが、これも架けるまねだけ。
向こうも全然脅してこないし、俺も金がないから払えないとあきらめ顔。
すると、隣の大柄な男が、
「OK、バイバイ。」
そういって、2000万トルコリラを俺に渡す。
もう帰れという事らしい。
店のグルの小柄なトルコ人親父を見る。
ドアを指差し、帰ったほうがいいと合図する。
納得はいかなかったが、店を出る事にする。
俺の席にいた女達の前を通り過ぎる時に、殴りそうな勢いで握手をした。
女達はビビッていた。殴りたい気分だったが・・・・・

こうして何の問題もなく、ボッタクリバーを後にした。
はらわた煮えくり返りそうだったが、考えてみれば1億1千万トルコリラしか払っていない。
(約8800円)
楽しんだ時間、飲んだシャンパンの事を考えれば、激安だったかもしれない。

懲りずにボッタクリバー近くの普通のオープンレストランで腹ごしらえ。
普通の店だが、東欧系の女性も食事をしている。
「いかん、ボッタクリに遭ったばっかりなのに、また煩悩が・・・・・」

ホテルまでは歩いて帰る。深夜2時頃だったかな。
イェニカプを離れると、通りは人通りもなくなる。
俺が歩くと、前を歩いている人が振り返り、足早になって遠ざかる。
「何度目だよ・・・・・」

ボッタクリバーで格安料金!
被害者だったのか、得したのかわからない。
ポケットに隠したお金、空手の嘘、怯まぬ態度、
全てがラッキーだった。
そして、
ボッタクリバーじゃなかったら、あのウクライナ人はよかったなぁ・・・・・
懲りない馬鹿な男である・・・・・



10月8日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

トルコの歌舞伎町

イスタンブールのターミナル駅スィルケジは、夜10時を過ぎれば寂しく様変わりするが、トルコの歌舞伎町ことイェニカプ駅は、逆に活気を見せ始める。
治安が悪い為、外国人の一人歩きは避けた方が良いとされているが、この町の活気の元となっているのが、ロシアや東欧からきた女性達である。

ネオン煌びやか、ホテルの地下からあふれ出す大音量の音楽。
通りにはトルコ人には見えぬ、東欧人らしき女性の群れ。
確かにこの町は危険な香りが漂う。

トルコ風呂で垢を落としてリフレッシュした体。
昨日、ここに来ようとは思っていたが、夕方に行ったトルコ風呂の影響もあり、更に行く気満々になっていた。
ケセジに見られたマグナムも暴発しそうな勢いだった(笑)

日焼けした顔に、今日もTシャツにスーツ。
ジャポンらしからぬ風貌で、裏通りを歩くと、小走りになって遠ざかるトルコ人。
昨日もそうだったが、今日もこの町で俺は怪しまれている・・・・・

ネオンの煌く表通りを歩くと、威勢のいい呼び込みが声を掛けてくる。
警察署も近くにあり少し安心をする。
何人かに声を掛けられたが、その奥のガラス張りのレストランにはこちらを見つめるロシア人、東欧人女性の視線。
「いったいどういうシステムなんだろう・・・」
呼び込みを無視し、1時間以上イェニカプの町を歩きまわった。

相変わらず裏通りを歩くと、トルコ人に警戒される。
「そんなに怪しいかな・・・・・」

再び一番賑やかだったレストランの前にやってきた。
女性の視線を最も感じたレストランだ。
呼び込みの兄さんに値段を聞く。
「ビール1杯、500万トルコリラ(約400円)!」
「えっ・・・・・」
導かれるままに、ガラス張りのレストランの中に入った。
中には約10~15人位のロシア人、ウクライナ人女性がいた。
1人、もしくは2~3人ずつ、各テーブルに散らばっている。
店員に聞くと、
「ここで女性と交渉をするだけだよ。後はホテルで・・・」
と、いう事だった。
ここでビールを飲むだけなら500万トルコリラだけだそうである。
今思えば、タイやフィリピンのゴーゴーバーのようなもの?
タイやフィリピンに行った事はないので詳しくはわからないが、
踊ったりトップレスの女性はいないが、おそらく同じシステムだろう。
あの時はいまいちわからなかったが・・・・・

店員がしきりに声を掛けてくる。
「あの子はどうだ?テーブルを移動したらどうだ?」
正直言うと、この時はそんな気持はあまりなかった。
女性を見ているだけで充分だった。
トルコ語も英語もロシア語も話せないから、話すのが面倒だった。

女性達の視線をずっと感じていたが、とびっきりの美人はいなかったと思う。
それなりに綺麗な女性達ではあるが、声を掛けたいとまでは思わなかった。

ビールを2本飲んだ。
1000万トルコリラ(約800円)だった。それだけ。
このまま帰るか、寄り道をするか、
迷いながら町を歩いていると、小柄なトルコ人男性が声を掛けてきた・・・・・



10月8日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | TURKEY | 管理

トルコ風呂

日本ではトルコ風呂というと、かつてのソープランドの事だったが、
本家トルコのトルコ風呂は、ハマムと呼ばれる健全な垢すり浴場である。
お風呂(浴槽、湯船)はない。

トルコといえばトルコ風呂!
早速ホテルの直ぐ近くのトルコ風呂へ行った。
鍵を渡され、怪しいふいんきの個室へ案内される。
「なぜ個室なのだ・・・」
何の事はない、貴重品の保管、着替え、休息をとる部屋であった。

個室ですっぽんぽんになり、タオル1枚巻いて浴場へ向かう。
まずはサウナへ案内される。(当然ながら案内は男である)
全然暑くないサウナ。汗が出てこない。
「もういいや・・・・・」
サウナを出るとアカすり師「ケセジ」と、呼ばれる男が手招きをする。
手桶で大量の水をお構いなしに頭からかぶせられる。
浴場の中央には巨大大理石のステージがあり、とても暖かい。
ここに寝っころがり、ケセジがアカすりをはじめる。
「痛い・・・・・!」
全然気持ちよくない。
自慢げにケセジは取れた垢をみせるが、そんなに強く擦れば、垢どころか皮膚まではがれそうだ。
アカすりに続き、スポンジで体を洗ってもらう。
泡だらけである。
寝返りを打った時に、タオルがはだけ俺の「マグナム」があらわに。
無表情でケセジが俺のマグナムにタオルをかぶせる。
「ジャポンのマグナムはたいしたことないな・・・・・」
無表情だったが、そう読み取れた・・・・・
追い討ちをかけるように、頭から大量のお湯をかけられる。
息をするのも苦しいほどの大量のお湯だ。

アカすり、泡スポンジに続き、マッサージが始まる。
「痛い!!!」
こんなに痛いマッサージは初めてだ。
痛さに耐えてマッサージを受け続けた。

これでハマム、トルコ風呂は終わりだ。
確かに前評判もあまりよくなかったのだが、ここまでひどいとは・・・
しかも、ケセジがチップを要求してくるのだ!
他の人に見られないように、握手するふりをして、お札を渡せと!
ふざけた野郎である。

個室で着替えを済ませると、あのケセジが待っていた。
1000万トルコリラを要求されたが、100万トルコリラ札を渡した。
また、番頭もボッタクリ価格を要求してきた。
4000万トルコリラ!
この価格がボッタクリか適正価格かは、微妙なところだが、観光客が立ち寄らないようなハマムを選んで行ったのが、場所によってはこの位の価格を請求される所もある。
入場する前に値段を確かめておくべきだった・・・・・

大理石で寝っころがっていた時だけが、至福のひと時。
それ以外はすべて最悪のトルコ風呂だった・・・・・





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