流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



EGYPT

エスナ到着!乗込むポリス!

レストランでの昼食を終え、クローク前を通ると、機関銃を持ったポリスがクルーと談笑している。
機関銃を持ったポリスは見慣れた光景だし、ポリスには、テロを警戒している気配は感じられない。
どこで見るツーリストポリスも、のんびりしているようだ。

船内も岸壁も、ポリスによって守られているのだが、非常に親しみやすさがある。

エスナではガイドが付かない為、完全な個人観光となる。
どうやら下船してエスナへ行くのは、俺しかいないようだ。
相変わらずだが、フランス人は観光をしないようだ。
そして今回はイギリス人団体も、観光をしないようだ。

ただ一人ポリスに乗船チケットをもらい、俺は船を下りた。



2月19日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

しつこい!エスナの馬車!

船を降りると、馬車の列が並んでいた。
2人、3人と声を掛けられるが、一切無視をしていた。
それでもしつこく声を掛けてくる奴がいて、
「いくらだ?」と、俺が聞くと、
「20LE」と、そいつは答えた。
始めから乗る気は無かったので、
「10LEなら乗る」と、ちょっとありえないほどの価格を提示した。
もちろん向こうは「ノーノー」というので、彼を無視して歩き出した。
するとまたしつこく声を掛けてきて、
「10LE OK!」といってきた。
10LEなら日本円で約180円だ。
馬車に乗ることにした。
ちなみに彼はポリスであり、休みの日はこうして馬車に乗っているそうである。
自慢げに、ポリスの身分証のようなものを、俺に見せてきた。
エジプトでよく聞く英単語、「ノープロブレム!」
安心して乗れという事らしい。

エドフに続きエスナでも馬車に乗り、クヌム神殿を目指した。



2月18日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

そこのけそこのけ、お馬が通る!

エスナの町は非常に小さく、船着場から神殿はあっという間の距離である。

どうやら馬車は遠回りして、屋根付きのスーク(市場)を走った。
日本では考えられない事だ。
原宿の竹下通りや、渋谷センター街を通るようなものだから。
(ちょっと大袈裟かな・・・)

ちなみにエスナは治安の問題で、観光客は駅で下車できない事もあるそうだ。
のんびりとしていて、そんな町には見えないのだが・・・



2月17日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

しょ、しょぼい!エスナのクヌム神殿!

写真を見てもらえればわかるとおもうが、エスナのクヌム神殿はこれだけである。

「降りるか?」と、聞かれたが、
誰もいやしないじゃないか!
降りようと思ったが、そのまま馬車に乗り、船着場へ戻った。

クルーズ船乗り場にて、馬車を降り、約束の10LEを渡そうとしたら、受け取ろうとしない。
どうやら遠回りをしたからもう少し欲しいとの事。
勝手に遠回りをしておきながら、料金を吹っかけてくるとは、ろくでもないポリスだ!
治安の問題よりも、道徳の問題のほうが、エジプトには重要かもしれない・・・・・

非番の馬車使いポリスは20LEを要求している。
でも、俺も10LEから譲らない。
180円か360円かでもめているのだ。
ちょっと可愛い争いなのだ。
しかし、エジプト人価格に慣れてくると、金額の問題よりも、モラルの問題として、譲りたくなくなってくるのだ。
この場合の決着は15LEとなる事は濃厚なのだが、
結局、俺が馬車に乗っているところを写真に撮るということで、15LEに落ち着いた。

あっという間にエスナ観光は終ってしまった。
「馬車に乗っただけ・・・・・?」



2月16日(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

船内プールを楽しむ

あっという間のエスナ観光を終え、クルーズ船へと戻る。
夕方前までは、エスナに停泊しているので、船内施設を楽しむことにした。

体中サンオイルを塗りたくって、サンデッキで日光浴。
小さな船内プールでクールダウン。
それの繰り返し。

日陰のテーブルで本を読んだり、日光浴をする外国人乗船客。
それぞれの過ごし方により、時間がのんびりと流れていく。



2月15日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

並列停泊するナイルクルーズ船

エスナの船着場には多数のクルーズ船が停泊している。岸壁に接岸しているのは1隻のみ。そのクルーズ船に横付けする形で3隻、4隻と停泊をしているのだ。

つまり、岸壁から1番離れたクルーズ船の乗船客は、他のクルーズ船内を横切り、上陸するのである。
クルーズ船は大きさも基本的な造りもほぼ同じ。
岸壁までは一直線でクルーズ船を横断できるのだ。

俺が乗ったクルーズ船は乗客が少なくちょっと寂しい感じがしたが、隣のクルーズ船には多数の乗船客がおり、船上レストランも多くの人がいて楽しそうだった。



2月14日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

賑やかなエスナの少女

デッキで日光浴をしていると、岸壁にいる少女が、
「ボンジョルノ~」「イタリア~ノ」と、叫んでいる。
超ビキニパンツで船上を歩いていたから、遠くにいる女の子からは、もっこりイタリアーノに見えたらしい。
盛んに手を振り、
「ベン、ベン、」とペンで書く振りをしている。
どうやらペンが欲しいようだ。

「ペンはないよ~!」と、俺も身振り手振りで叫ぶが、それでもなお少女は、
「お願い、ベン(ペン)を頂戴!」という、ポーズをしている。しかもずっと叫んでいる。
「しょうがないなぁ~・・・」
サンオイルだらけの体だったが、タオルで拭き取り、部屋にあるボールペンをあげる事にした。

タラップはもう接岸されていないので、ボールペンをタオルにくるみ、船から岸壁まで投げる事にした。
岸壁のポリスは、少女に向かって、
「あっちへ行け!」という事を言っている。
少女はそれでも
「ベン!ベン!」と叫んでいる。
タオルにくるんだボールペンが、岸壁の少女のいる所まで届くかどうか微妙だったので、タオルをプールで濡らして、遠くへ投げられるようにして思いっきり投げた。
フェンスでしきられた岸壁だったが、無事少女のいる所まで投げることが出来た。
少女は喜んで、町の中へ消えていった。

再び、日光浴とプールでのクールダウンを繰り返す。
照りつける太陽だが気持いい!

そうこうしていると、船が出港する時間になったようだ。
汽笛が鳴る。
するとまた、
「イタリア~ノ」と、あの少女の声がした。
どうやら見送りに来てくれた様だった。
「バイバ~イ!」と、手を振り、遠ざかる少女に見送られた。

心和む時間だった。



2月13日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

心地よいナイルの風

船は動き出し、俺も部屋へ戻りシャワーで汗を流し、再びデッキへ戻る。

暑いイメージのあるエジプトだが、日中でさえも日陰ならそれほど暑くはない。
日が傾いた夕方、そしてナイルをクルーズしていると、昼の暑さが嘘のように思えてくる。

デッキチェアーに身を任せ、しばしくつろぐ・・・・・



2月12日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

夕闇クルーズ

ナイルクルーズ初日はそれほど感じななかったのだが、今日はクルーズを満喫している気分だった。
やはり船内施設は活用しなきゃだな。

ナイルに架かる橋
世界一長いナイル川だが、川幅は狭い
橋の街灯がとても綺麗だった

さらに陽は沈む・・・・・



2月11日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

ナイルで黄昏て・・・・・

夕闇の静けさの中を、クルーズ船は進む。
もうほとんど、陽は沈もうとしている。
ナイルをつたう風が、頬に優しい。

「隣に誰かいてくれたら・・・・・」
今回の旅で唯一、一人で来た事を後悔した瞬間だった。



2月10日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理


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