砂漠でシャイを飲む! |
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| 出来上がり熱々のシャイをいただく とっても甘い砂漠のシャイ 砂漠の直射日光で暑いはずなのだが 時間がとまったかのように 暑さを忘れ熱いシャイをいただく
旅の指差し会話帳を元に、エジプト語で会話を交わす。 幼き子供の目やにや鼻水にたくさんの蝿がとまっているが、子供も老人もまるで気に掛けない。 「蝿は友達・・・・・?」
熱いシャイを飲み干し、空のグラスを置くと、ガラスの淵に蝿がとまる。 「もう1杯飲むか?」 そう聞かれ、グラスにとまった蝿をみる。 子供の顔にとまっていても気に掛けない彼ら。 「もう1杯飲むよ!」 そう答えると、老人は空のグラスをポリタンクの水でゆすぎ始めた。 ゆすいだ水をまたもやポイッと捨て、焚き火で火を起こし、再びシャイを作り始める老人。
日本で休む間もなく働いていた日々 エジプトでのんびりと流れる時間
オートバイで事故って、 身動きも寝返りも出来ずに日本で長期入院した時に、病院のベッドから見た流れる雲 「あの流れる雲のように、自由気ままに・・・」
砂漠でシャイを飲んでいる間の、ほんの数秒間だが、そんな事を思い出した・・・・・
2杯目の甘いシャイを飲み干し、ちょっと多目のバクシーシを渡す。 老人と子供と別れるときは、ちょっと切ない気持ちだった。 (もう一度、ここでシャイを飲みたい・・・) 結局、1ヶ月滞在のエジプトで、再びここを訪れることはなかったが、出来るならばもう1度ここを訪ね、熱くて甘いシャイを飲みたい! あの老人と子供の笑顔とともに・・・・・
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3月21日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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100%の確立 |
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| ピラミッドには昼3回、夜1回の、合計4回行ったのだが、 昼間3回行った時に、必ず会ったのがこのジュース売りのおじさん!
ピラミッドの周りを歩いているだけでは、会うことはないかもしれないが、馬やラクダに乗ってピラミッド周辺を散策していると必ず現れる。 3回とも馬やラクダに乗ったので、3回目に会った時はさすがに笑った。 ガイドとジュース売りのおじさんにジュースをおごった。 コーラ1本5LE(90円)だったかな・・・・・ 相当高いが、砂漠で飲むジュースは格別!じゃなかったが、まぁ~いいでしょう。 栓抜きで空けてくれるのだが、手が汚れていて飲み口が泥まじり。 そんなジュースを渡してくれる。 まぁ~いいじゃないか・・・・・
砂漠で馬やロバ、ラクダに乗ったら、必ずこのおじさんに会うでしょう!
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3月20日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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さらば、砂漠のピラミッド! |
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| 砂漠を疾走する馬 ガイドの馬と並んで疾走する やや日が落ちかけている為 それほど暑くはない
スキー場の急斜面ほどある場所でも、4本足の馬なら安定感があり、安心して下ることが出来る。 義経の奇襲も成し得ると実感!
今日のゴール場所、クフ王のピラミッドを目指して砂漠を走る。 今日はクフ王のバス乗り場から帰るつもりだ。 クフに着くまでに、ガイドといろんな事を話した。 不思議なことだが、英語でこんなに話せるとは思わなかった。 エジプトなまりがあって、30はサルティー、40はフォルティーと、巻き舌になる。 始めはわからなかったが、話しているうちにわかってきた。 ほんとに英語は話せないのだが、ほんとに不思議と理解できてしまった。 やはり必要に迫られた時には、集中力が違うのだろう・・・
午後4時過ぎだったが、クフ王のピラミッド付近まで到着。そこで馬を降り、ガイドとエジプト流の別れの挨拶をする。例の、頬と頬をくっつける挨拶だ。 (やっぱり髭がチクチクした・・・・・) 少し多目のバクシーシを渡し、ガイドと別れる。 ピラミッド登頂を仲介してもらったり、ど素人に馬を全力で走らせてもらったり、砂漠のど真ん中でシャイを飲んだり、ほんとにいいガイドに当たったと思う。偶然同じガイドと出会ったのだからね!
ピラミッドの入場エリアは午後4時半で閉鎖。 もうほとんど人影はみえない。 本日最後の観光客が俺だったかもしれない。 カイロを離れるつもりなので、もう当分ここへは来ない。 遠ざかるクフ王のピラミッドを何度も振り返りながら、バス乗り場へ歩いていく。
ピラミッド登頂、馬にまたがり砂漠を疾走、砂漠のど真ん中で、老人と子供とガイドとシャイを飲む。 ピラミッドを振り返るたびに思い出す。 「エジプトを出発する前に、最後にもう一度ここに来よう!」 そう決めたのだが、結局はこの日が最後のピラミッドとなってしまった。
さらば、砂漠のピラミッド!
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3月19日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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ラムセス駅へ |
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| ピラミッドを後にし、エアコン付きのバスに乗り込む。 乗車賃は2LE(36円) お金を払うと乗車券をもらうのだが、この運転手はくれなかった。 別に降りるときに必要なわけではないので、領収書のようなものなのだ。 きっと俺が払った2LEは、彼の懐に入ったのだろう・・・
日本でいえば長距離観光バスを利用した路線バスであり、出入り口は前に一つだけである。 エジプトではちょっとリッチな路線バスである。 運転手の真後ろの席に座り、 「ラムセス駅に着いたら教えてくれ」と、頼んだ。
ラムセス駅はエジプトのターミナル駅であり、全ての起点がこの駅となっている。 エジプト最南部、アスワン、アブシンベルへ行く為に、前売りで切符を買おうと思ったのだ。 求める切符は、「ワゴン・リー」と呼ばれる、高級寝台車の切符だ。
人もまばらなエアコンバスが動き出した。 ピラミッドが見えなくなるまで、何度も後ろを振り返った。 基本的にバス停はないが、人が多く溜まっている場所がバス停代わりとなる。 運転手に手を挙げ、乗る意思を伝える。 バスは速度を落とし、乗客は飛び乗ってくる。 普通の路線バスと違い、出入り口が一つしかなく狭い為、止まってくれる事もあるから、乗り降りは楽かもしれない。 始発のピラミッド前ではガラガラだった車内だが、徐々に込み始めてきた。 乗ってくる乗客も、小綺麗な女学性やYシャツを着た男性が多かった。 扉の直ぐ近くに俺は座っていたから、乗り込んでくる乗客はほとんどといっていいほど、俺の顔を覗き込んでいく。 路線バスに乗る日本人は珍しいのかもしれない。
渋滞する道路を何十分乗っただろうか、 運転手が「ラムシィ~ス」と、叫んだ。 「シュックラン」(ありがとう)と言って、バスを降りる。 バスはラムセス駅からやや離れた所で、俺を降ろした。 必ずしも駅前ではないというのが、エジプトらしい。
デタラメなエジプトの道路を横切ったりしながら、ラムセス駅にたどり着いた。 一つ困ったことは、ワゴン・リーは、ドルかユーロでないと、チケットを買えないという事だった。知ってはいたのだが、エジプトポンドと日本円で何とかなるだろうと、そう思いチケット売り場へ向かったが、やはり相手にしてもらえなかった。 手持ちの日本円をドルにチェンジするのは、エジプト現地では不可能だった。換えるためには闇両替しかないのだ。 ちょっと駅で困ってしまったのだが、ツーリストポリスが俺に近づいてきた。 身振り手振り、英語エジプト語で事情を説明すると、 「マーレイシュ」(心配ない)と言って、こっちについて来いという。 ポリスについていくとろくでもないという事は、実体験でわかっているのだが、そんな経験も楽しみで、ポリスについていった・・・・・
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3月18日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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下心あり!親切なツーリストポリス! |
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| ツーリストポリスについていくと、まずは駅構内の売店で、何やら話をしている。 売店のおじさんは新聞を広げ為替レートを見ている。 日本円の1万円札を渡すが、初めて見たのかも知れぬ、1万円の価値観がまるでわかっていない。 「US100$と同じ位の金額だ。」 そうはいってみたものの、おじさんにはお手上げ状態のようだった。 何だかんだで30分近くその売店の中にいて、狭い店内で、俺はシャイを飲んでいた。 もちろん無料である。
どうやら完全にあきらめたらしい。1万円札を受け取ると、ポリスはまたも後をついて来いというようなしぐさをする。駅をでて向かいにある小さなホテルに入っていった。
フロントの人は俺を見るなり、英語で話しかけてきた。かなり達者な英語を使う。英語が苦手な日本人にもわかりやすいように、ゆっくり簡単な英語で話しかけてくれた。 「ノープロブレム!」 そういうと、1万円札を誰かに渡し、その誰かは街へ消えていった・・・・・ 「ピラミッドの時と似た感じだなぁ~・・・」 そう思ったが、特に心配はしていなかった。
男が戻ってくるまで30分以上あっただろうか、ポリスもいなくなり、フロントマンは俺に執拗にナイルディナークルーズやアスワンーアブシンベルールクソールツアーを勧めてきた。 観光地にありがちな、宿代は安いがツアーを斡旋する、ちょっと迷惑なホテルと言うやつかも知れぬ。 ただ、アスワン、アブシンベル、ルクソールは自分も行くつもりだったので話を聞いてみた。 車中2泊、豪華クルーズ2泊、三ツ星ホテル2泊の6泊7日でUS270$ 想像していたよりもかなり安い! 地球の歩き方では3泊4日で850$(豪華クルーズは別料金)の表示もあったので、その安さにびっくり! 速攻で申し込んでしまった。 また、カイロ市内のナイル川クルーズ、ベリーダンス、民族舞踊つきナイルディナークルーズも150LE(2700円)! こちらは早速明日行く事にした。 アスワンーアブシンベルールクソールツアーは、あさっての出発だ! 思い立ったが吉日、決断は早かった。
あまりにも安すぎて、疑うことを忘れてしまっていたのだが、このツアーは大正解の選択だった。日本でオプション予約をしたら、10万円弱は費用のかかるツアーなのだ。ディナークルーズも1万円位する。しかも、俺は個人参加なので、本来ならこの倍近く費用がかかるのである。 ラムセス駅前「CIAO HOTEL」のMRシャウカットさん、彼とはツアー終了後もいろいろとお世話になった。
ツアーの話で盛り上がっていると、先ほどの男が戻ってきた。日本円はドルではなく、エジプトポンドに変わっていた。 「まぁ~高級寝台列車ワゴン・リーには乗らなくなったから、まぁ~いっか・・・」 USドルは必要なくなったので、ちょうどよかった。両替レートもまともだったしね!(ピラミッドでは、バクシーシでぼったくられたが・・・)
いつしかあのポリスも戻ってきており、ホテルのフロントでは、シャウカットとホテル滞在の台湾人と男とポリスと俺とで、わけのわからない盛り上がりをしていた。 明日のディナークルーズ、あさってのアスワンツアーについての打ち合わせの後、ホテルのフロントをポリスと一緒に出た。 「アーユーハッピー?」 (んっ、砂漠で聞いたせりふだが・・・) 「アイム、ベリーハッピー!」 「シュックラン(ありがとう)」 そういうと、ポリスは親指と人差し指をこすり合わせ、小声で、 「バクシーシ、バクシーシ・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・」 やっぱりそうか・・・・・ まぁ~しかし、ここまで世話を見てくれたのだからよしとしよう。 バクシーシを渡すと、彼はニコニコしていた。 「マアッサラーマ(さようなら)」というと、彼は駅の雑踏の中に消えていった。
よく考えてみる あのポリスの本来の仕事は何なのだろうと・・・
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3月17日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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ディナークルーズ |
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| 昨日、CIAO HOTELで予約したとおり、お迎えの運転手が6時半に、俺の宿泊するコンコルドホテルのフロントで待っていた。 軽く挨拶を交わし、車に乗り込む。車の中にはもう一人先客がいた。イラク人だった。 今回はこのガイドを含めて3人でのクルーズ船への乗り込みとなった。
ナイル川沿いに車は走り、あっという間に目的地に着いた。宿泊ホテルからでも歩いてこれそうな距離だった。 ナイル川沿いには、似たような作りのクルーズ船が多数停泊していた。 その中の1隻に乗り込み、クロスのひかれたテーブル席に着席する。周りは外人だらけだった。当たり前だが・・・・・ 金髪の目立つヨーロッパ人団体客が約6割、集団行動の目立つ中国人団体客が約3割、俺を含むそれ以外が約1割の比率。 俺はいつでも少数派だ・・・・・
基本的にはビュッフェスタイルだが、料理の量が少ないので、一度盛り付けたらそれで終わりだ。スパゲッティとローストビーフはシェフが切り分けてくれる。それに並ぶ長蛇の列が、ちょっと情けない。盛り付けてもらい再び席に着く。ちなみにドリンクは有料だ。ちょっと高い。みんなそれを知っているのか、ドリンク持参組が多かった。ホテルでその事を聞いてはいたが、あえて持参する必要もないと思っていたから、持込はしなかった。そしてウェイターにビールを注文した。ガイドとイラク人にも勧めたのだが、やはりイスラム教徒。アルコールは駄目だということなので、ジュースをご馳走した。ガイドへのバクシーシ代わりだ。ちなみにビールは約25LE(450円)。なるほど、エジプト物価からしたら、かなり高い。公務員月給の16分の一、2杯飲んだら8分の一だ。
気づかぬうちに、船は動き出していた。 ナイル川沿いの高級ホテルの灯りがとても綺麗だった。 すれ違う船、並んで走るクルーズ船、道路もそうだが、川の上でも交通無法地帯の様相を呈している。(それほど危険でもないが・・・)
クルーズ船内では、イベントが始まろうとしていた。 写真左端はエジプト人ガイド
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3月15日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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ベリーダンサー |
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| イベントの第一弾は、デュエットによる歌。 そこそこ聞き応えはあるが、誰も関心を寄せていない。 ステージには椅子に座ったバンドマンが4人ほどいた。 歌が終わり、バンドマンの演奏が、怪しいリズムに変わる。 いよいよベリーダンサーの登場のようだ。
さすがに船内も、熱気を帯びてきた。カメラを構える男たち。 (女性も構えていたが・・・) 船内の照明が暗くなり、激しいリズムに合わせてベリーダンサーの登場となった。 さすがだ、ヨーロッパ系の盛り上がりは凄い! 負けじと中国人達も盛り上がる。 カメラのストロボがあちこちで光る。 (もちろん俺もその中の一人だった・・・) こんな時にずうずうしく、カメラを撮っているのは、実はイスラム諸国の男性達だった。 俺と一緒にいたイラク人も、ベリーダンサーに密着しそうな距離で、写真を何枚も撮っていた。 彼は仕事でエジプトに来ている時に、イラク戦争が始まり、イラクには奥さんと子供が残っていると、そう言っていたのだが・・・・・
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3月14日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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ベリーダンサー2人目 |
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| もしかすると最初の人と同じ人かもしれない。 衣装だけチェンジしたのかも。 この人は各テーブルを廻り、かなりきわどい振り付けをしていた。 船内中央でも、希望者を募り、怪しい振り付けをしていた。 もちろん、俺と同席していたイラク人は中央のステージで、怪しい振り付けをして楽しんでいた。 ほんとに楽しそうだった・・・・・
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3月13日(日) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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感動!ファジーダンス! |
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| ディナークルーズのショーはベリーダンスだけだと思っていたのだが、その後に登場したのが、ちょっと歳をとったイケメン男性によるファジーダンスだった。 (俺より若いかも・・・・・) 旋舞とかスーフィーダンスとか、呼び名はいくつかあるようだ。 正直、ベリーダンス以外は興味なかったのだが、このダンス、一度見たら一目惚れしてしまった。
廻る廻るとにかく廻る。 30分以上は廻っていたと思う。 廻るだけではなく、廻りながらもちょっとしたパフォーマンスも見せてくれるのだ。 俺も廻りたくなったので、ホテルに戻って廻ってみたが、1分と持たずに直ぐに目が廻った・・・・
こんなダンスを見せられたら、多少のご愛嬌も許せると思うのだが、 「頬にキスして!」の、ダンサーのおねだりに、中国人女性は(ちょっと年配の人)頬にキスして周りで大盛り上がりだったが、俺の目の前に座っていたフランス人女性におねだりした時は、このフランス人女性に思いっきり断られていた。 しかもかなりキツイ感じで断られていた。 「さすが、フランス人女・・・・・」変な感動をしてしまった。 あの状況だったら、ほとんどの日本人女性は「ノー」とは言わないだろう。頬だし、あのふいんきできっぱりと断るのはかなり勇気がいると思う。 やんわりと断る人ならいるかもしれないが、あのフランス人女ほどきつく「ノー」と言える女性は、果たして何人いるだろう・・・・・
いいのか悪いのかわからないが、ヨーロッパ人はそれほど意思をはっきりさせるということなのだろう。日本人の「曖昧さ」の美学を、彼ら彼女らは理解できるのだろうか。それとも「曖昧」は罪なのだろうか・・・・・
まぁ~そんな事はともかく、この廻りっぱなしのダンスに心惹かれた俺だった。
「えっ、もし俺が頬にキスしてと頼まれたらだって?」 そりゃあのふいんきだったらしてるでしょう・・・・・
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3月12日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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南部エジプトツアーへ |
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| エジプトへ来てからカイロ滞在が続いていたが、1週間目にしていよいよ脱出だ。 ピラミッドと砂漠と馬というシチュエーションに、強烈に魅かれてしまったが、いつまでもここにとどまるわけにはいかない。 エジプトは広大だ。日本の約3倍の面積がある。全てを周るには時間が足りなくなってしまう。 CIAO HOTELのシャウカットさんの計らいにより、午後10時のカイロ発の列車に乗るまでの間、ホテルを使ってもいいというので、お言葉に甘えて、滞在ホテルチェックアウト後、午後10時までCIAO HOTELにチェックインさせてもらった。もちろん無料である。
12時ギリギリにチェックアウトをし、地下鉄ドッキ駅よりラムセス駅まで5駅。重たい大きなスーツケース一つだけだが、地下鉄にエスカレーターはない(ある駅もあるが・・・)。地下鉄駅より国鉄駅までの距離が長く感じる。国鉄カイロ駅を通り抜け、CIAO HOTELに到着。手ぶらなら楽な道のりだが、さすがにスーツケース持参ではつらかった。
フロントにシャウカットさんの姿はいなかったが、この日は午後9時半に出勤するとの事だった。事情はシャウカットから聞いているらしく、部屋に案内してもらった。シャワーを浴びて、街へ繰り出し、エジプトの国民食「コシャリ」を食べる。ごはん、パスタ、豆の混ぜ合わせたもので、味はほとんどついていないのだが、ここはエジプト。エジプト人に習い、一日一回はコシャリを食べるようにした。始めは美味いとも思わなかったが、習慣づくと、コシャリが無性に食べたくなってくる。決して美味いものではないのだが、不思議なものだ・・・・・
コシャリ屋にはコシャリしか置いていないので、適当な店でおかずを探して食べる。よく食べたのはケバブとチキンの丸焼き。至る所に店があるし、安くてボリュームがあるからだ。いつもジュースと一緒に食べていたから、太ってしまったかもしれない。 エジプト食で、ヘルシーという感覚は無いに等しい。どれも油たっぷりだし、激甘のシャイとジュース。俺の普段の生活と変わらないから、お腹を壊さなかったのかな。
腹ごしらえを済ませ、ジューススタンドで、フレッシュオレンジジュースを絞って飲む。1.5LE(27円) このオレンジジュースを飲む事は俺の日課となっていた。
ホテルに戻り、もう一度シャワーを浴び、地球の歩き方を読みながら、いつしか寝てしまった。それでも6時前には起きたので、ホテル最上階のレストランで軽く腹ごしらえをし、出発の準備を整えフロントに降りて行った。 ミスターシャウカットが笑顔で迎えてくれた。 もう一度ツアー内容を確認し、ベルボーイ(お年寄りだが・・・)が、駅まで荷物を運んでくれた。 バクシーシは要求されなかったが、当然のチップとして数エジプトポンドを渡した。
一等列車に乗り込むと、日本人が3人ほどいた。久しぶりに見た日本人だった。座席は進行方向右側が1列、左側が2列。俺は1列シートだったので、ゆったりと、長旅を満喫できそうだった。片道約10時間(実際は12時間近くかかった)
埃だらけで綺麗とはいえない列車が、ゆっくりと動き出した。 いよいよカイロを離れ、ナイル上流域、アスワンへ出発だ!
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3月11日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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