流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



2005年1月4日を表示

日本語メニュー

ちなみにここ「イッサラームホテル」は評判が悪い。カイロで泊まった宿でも、「ここだけは泊まらない方がいい」といわれた。
女性にしつこく、あこぎな商売をするからとの事だった。

ということは、男性で泊まるだけと割り切って、一切の勧誘や商品を断れるのならば、ここは安くていいということになる。実際ここで泊まっていた日本人も、安さが1番!というような人達が多かった。ここに泊まる人は、カイロでも「サファリホテル」という、有名な安宿に泊まる人が多い。

デンジャラスな親子丼とアイスティーを飲んでいると、先ほどの日本人がチャーハンを食べに来た。大盛りで2LE(36円)だったかな。
彼はやはり旅行のつわもので、何カ国も旅をしているとの事だった。エジプトの隣のスーダンではホテルなのに屋根がなくて、庭で野宿したというような話も聞いた。今は内戦状態で大変危険な状態であるが、そんな時期にスーダンを横断してきたつわものだ。
スーダンは観光が成り立っていない為、旅行者は大変苦労するとの事だった。

彼と話をしていると、Tシャツを持った人間がやってきた。先ほどのオーナーの知り合いらしい。
「50」そいうので、50LE(エジプトポンド)を払おうとしたら、「US50$」だといいやがる。
900円と5500円の違いだ。
思いっきり文句を言う!
「オーナーは2枚で50LEと言った、50$なら買わない、帰ってくれ!」そういうと、彼は特に悪びれた様子もなく、50LEでOK!と言い出す。
「日本人はみんなおとなしい、あなたは日本人じゃないねぇ!」と、言いながら笑っている。
彼から見ると、日焼けした俺は日本人にはみえなかったらしい。また、おとなしい日本人が多いので、50$と吹っ掛けた事も、全然悪いと思っていないようだ。

日本語によるメニューと、ホテルの人物紹介が書いてあったが、なかなかのものだった。オーナーの奥さんは日本人らしい。
Tシャツを売りに来た人間もこのホテルの人間らしい。ちなみにシモネタ全開であった。アスワンのホテルでもそうだったが、日本人女性とはやりまくっているようだ。日本のあちこちに彼女がいるそうだ。
なぜか関西人が多い。そして彼らの話す日本語も関西なまりだ。この関西弁がちょと笑えるのだ。
「なんでやねん!」1番聞いた関西弁だ。

親子丼は全て食べ切れなかった。
たまねぎが妙な味だったのと、たまねぎが多すぎるのだ。泥臭いアイスティーを飲み干し、たまねぎの塊は残し、イッサラームホテルの屋上レストラン「ハイライフ」を後にした。
(それと、彼が食べていたチャーハンは美味しそうだった)



1月4日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理


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