流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



靴磨きの少女と野良ヤギ!

カルナック神殿を見終わると、神殿入口付近には野良犬と野良ヤギがいる。
日本と違い、野良達は滅茶苦茶汚く、汚れている。
咬まれたら狂犬病になりそうな気がする・・・・・
でも、野良達はおとなしいので、体格は立派だが可愛いのである。

裸足で靴磨きをしている少女が野良ヤギに飴をあげていた。
微笑ましい光景だった。
そんな光景を見ていたら、突然少女が、
「ここを見てて。」というような、ことを言ってきた。
靴磨きの場所を見張っててというような感じだった。
ただうなづくと、少女は走り出し、道路の向こう側でおしっこをしはじめた。
ガラベーヤ(民族衣装)を着ているので、うまい具合に目隠しとなっている。
用を済ますと少女はありがとうと言って、ヤギにあげていた飴を取り出した。
その飴はむき出しであり、少女は当然だが手を洗っておらず、また埃だらけの汚れた手である。
ヤギの口にも直接触っており、こころなしか濡れているような気もする・・・・・
「シュックラン(ありがとう)」といって、その場を離れ、目の前の売店でジュースを2本買った。
1本を少女に渡し、バスに乗り込んだ。
申し訳ないが、飴は紙に包んでしまった。ベタベタの手をウェットティッシュで拭き取った。
気持だけ受け取っておこう・・・・・



12月31日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

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