再びピラミッド登頂へ |
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| メンカウラー王の内部を見終え、再び馬に乗り、クイーンのピラミッドと呼ばれる小さなピラミッドへ向かう。まぁ~目と鼻の先ほどの距離だ。
目の前に小さなピラミッド 3大ピラミッドと比べれば、おもちゃのような、そんな感じのピラミッドだった。馬を降り、ガイドが警官に近づいていった。ポリスがニコニコしてこちらにやってきた。一言二言言葉を交わすと、ポリスはピラミッドへ登り始めた。
前回散々な目にあったため、水を持っていこうと思ったが、目の前のピラミッドはあまりにも小さい。ジャングルジムを登るよりちょっと大変かなというような感じ。水をたくさん飲んでから、今回も手ぶらで登ることにした。カメラ以外の荷物は全てガイドに預けて・・・・・
ポリスの後をついていく。3大ピラミッド、メンカウラーに比べれば、石の大きさも若干小さいような気がする。前回よりも数段楽にのっぼって行ける。それでもやはりピラミッドだった。途中でやはり1度休憩を取った。クフ、メンカウラーの内部に入った為、筋肉疲労が取れ切れていなかったのだ。ほんのちょっとの休憩後、再び登り始める。そしてあっという間に頂上まで登りつめてしまった。
クイーンのピラッミド周辺には、ほとんど観光客は居ない。メンカウラーの時は周りを気にして時々伏せたり待機したりもしたが、今回はまるでなし。もちろん頂上付近での撮影も撮り放題。頂上でしばし地上を眺めながら休息。小さなピラミッドだが、やはり地上の人間は小さく見えた。
ピラミッドを降り始めると、地上のアジア人らしき人が俺を見ていた。ピラミッドを登っている事(降りている事)を、不思議に思っていたかもしれない。そして、喉も痛むことなく、地上へとたどり着いた。頂上まで案内してくれたポリスがニコニコしながらつぶやく。 「アーユーハッピー?」 おっと、ここで喜びを素直に表現してはいけない! なぜならバクシーシを高く要求されるからだ。ここは感情を抑えて控えめに気持を表現。
思惑より低い金額にちょっとがっかりだったようだが、最後は笑顔で握手。ポリスと別れ、再び馬にまたがった。今登ったピラミッドを後にすると、先ほど俺を見ていたアジア人が、あの警官とピラミッドを登っていく姿が見えた。警官にとっては商売繁盛のようだ・・・
俺を乗せた馬は もうピラミッドが見えなくなるくらい遠くまで 砂漠を走っていた 砂埃をあげ 砂漠を走っていた・・・・・
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3月25日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理
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