流れる雲のように・・・
 
エジプト、トルコ、その他海外、旅の思い出・・・
 



音と光のピラミッドショー

灼熱の太陽の下のピラミッドもいいが、
夜の砂漠のピラミッドもまたいい。
というわけで、夜のピラミッドへ行った。

ホテルからバスで行こうと思ったが、
ちょっと遅くなった為、
ホテル前からタクシーに乗った。
観光客プライスだった。
往復で50LE(900円)
渋滞の道路、
ショーの待ち時間も考えれば、
2時間半で50LEは安いのだが、
やはりエジプト価格に慣れてきた為、
ちょっと不満だ。

カフラー王のピラミッド入口、
ケンタッキーフライドチキン前で、
タクシーを降り、待っててもらう。
木曜日なら日本語で上演だが、
別の曜日だったので英語だった。

昼間とはうってかわり、
とても気持のいい風だった
薄着の女性なら
肌寒さを感じていただろう。
そんなすがすがしさの中での上演となった。

赤、青、緑と色を変える、
クフ、カフラー、メンカウラーのピラミッド
スフィンクスの顔が人間の顔に変身
まぁまぁ~の出来映えだろうか・・・・・
英語だったのでほとんど聞き流していたが、
何となくは理解できていた。

会場には多くの観光客がいたが、
おそらく日本人は俺一人だった。
木曜日ならたくさんいたかもしれない。
しかし、昼間のピラミッド、
考古学博物館、夜のショー、
日本人がこんなにいないとは・・・・・
ツアー客とは行動時間が異なるからかな?

1回目の上映が終わり、
総入れ替えの為、会場を出る。
2回目入場の長蛇の列ができていたが、
やはり日本人はいなかった。

ケンタッキー近くでドライバーを見つけ、
混雑するピラミッド周辺で車に乗り込んだ。
大音量でイスラムのお祈りをしている横を、
観光客が通り過ぎていく。
タクシーの運ちゃんに、
「覗いたり、写真を撮ってはいけない!」
と、いわれた。
横目でチラッと見て、
その場を通り過ぎる。
そこには観光とは無縁の世界、
イスラムの世界があった。
なかには観光客相手の商売を、
している者もいるだろうが、
この時だけは敬虔なイスラム教徒
彼らの邪魔をしてはいけない。

夜の街をタクシーで走る。
東京とは比べ物にならないくらい、
人々がいきいきしている。
活気のある、汚れた街並み。
もう少し街中を走っていたかったが、
行きの時間と比べればあっという間、
タクシーはホテルに着いた。
50LE払おうとしたら、
「ノーノー、バクシーシ、バクシーシ!」
お前は地獄へ落ちろ・・・・・
60LE請求されたが、
55LEを払いタクシーを降りる。



3月29日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | EGYPT | 管理

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